‘緑の家’さん(4/18)

うちの庭の先にみえる‘緑の家’さんが、庭で何か燃やしている。
白い煙が低くたなびいて、のどかな朝。
熊本市内に住む‘緑の家’さんは、冬場は回数が減るけれど
だいたい週末はここにやってきてご夫婦で過ごしてらっしゃる。
活動的なご主人はこの地域のご出身だそう。
川釣りや庭・畑仕事、それに大工仕事まで何でもこなされる。

前日釣ってきたヤマメをいただいていたので、お礼を言うためにたずねていくと
小屋の影で竹串づくりをなさっていた。
切ってきた竹をなたで割り、あぐらをかいた足の間に置いたカマで削って仕上げていく。

竹の先は鋭くとがり、途中に節がちょっと残されていて
刺した魚がずり落ちないように工夫してある。
「昔は釣ってきたヤマメをこの竹串に刺して囲炉裏端で乾かしたものだ。
たくさん獲れなかったときなど、そうやって乾燥させながら保存して
家族みんなの分がそろったら食べていたよ」と手の動きは止めずに話してくださった。
背後にある小屋も、母屋につけたウッドデッキもご主人の手作り。

そのデッキの端に、燻製を作る炉ができていた。
奥さまがふたを取って中を見せてくださった。
内部の写真を撮ってこなかったけど
下についている扉を開くと、中にシチリンが入っている。
扉は木製だけど、その内側にはブリキ板が貼ってある。
上部のレンガ積みの位置には焼き網があって、魚や肉を入れてスモークするのだそう。
うちの庭に放置しているクヌギの丸太が気になって、椎茸を作りなさいとおっしゃる。
もちろん、こちらの小屋裏には黒い寒冷紗に包まれた椎茸用ホダ木が組まれている。
なかなかそこまで手がまわらなくて・・と言うと
「菌打ちをしなくても、なたで表皮に傷をつけて日陰に置いておくだけでも
けっこう椎茸が採れるものだからやってみたら?昔はみんなそうしていたよ」って。

堆肥づくりももちろんで、畑も見事なものです。

敷地内のクヌギの高木には2個の巣箱があって
どうやら小鳥が入居しようとしているそう。
あれもこれも、やってみたいことばかり。

クヌギのてっぺんでピリリリ・・と鳴いているのはカワラヒワ。
これは巣箱には入らない鳥らしい。
少し前までその鳥の存在さえ知らなかったけど
山にもいたんだなあと、聞き慣れた声がするとうれしかった。




























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