2017年4月24日 (月)

久しぶりの天体写真

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この土,日はSIGMA135mm F1.8 DG HSMの試写やタットル-ジャコビニ-クレサーク
彗星(41P)を撮影するために観測所に行きました。

この時期にしては珍しく透明度が高くて低空まで良く見えていたので
試写などの合間に,お気に入りの桜を入れてサソリ座も撮ってみました。
ここを作り始めた頃に植えた桜のうちの一本で白くて大きな花を咲かせます。

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観測所の西側には高さ2mほどの丘?があり,そこから見た東側の景色です。
 

最初の写真は24mmで撮ったものをトリミング,下は15mmのノートリミングです。
いずれもNIKON D810A,TAMRON SP15-30mmF2.8→3.5
ISO3200,露出60秒の1枚画像,レンズの後ろにLeeNo2フィルター併用。
最初の写真は明るさとコントラストを調整,下の写真は撮ったままです。

最初の1枚は桜に軽く照明を当ています。また下の写真は室内に置いた
パソコンのモニターで庭木がかすかに照らされています。

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2017年4月22日 (土)

P-2赤道儀をベースにした日食遠征機材

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タカハシP-2赤道儀にFOA-60を搭載した日食遠征機材機材です。
装着しているK-ASTECオリジナル商品の発売日や在庫状況などを紹介します。


鏡筒バンド TB-68AS(アルカスイスプレート対応)  :15,120円 5/1日発売
アルカスイスプレート DP38-190            : 8,100円 販売中在庫豊富
天文用アルカスイスクランプ SDS38          : 9,720円 販売中在庫豊富
P-2用2軸モータードライブAMD-2N          :59,400円 新規は7月予定
P-2用アングルファインダー接続リング        : 4,000円 5/20日限定発売
軽量カーボン三脚 PTP-C22 (P-2アダプター付)   :64,800円 在庫僅少

写真のAMD-2Nは海外遠征用として赤緯微動部を短縮改造した試作品です。
上記写真は眼視用としてファインダーを装着した場合のバランス状態です。
撮影時はクランプ位置をカメラ側にシフトすれば前後のバランスをとれます。

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2017年4月20日 (木)

P-2赤道儀AMD-2Nでのガイドテスト

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昨日紹介したP-2用AMD-2Nですが,P-2に搭載できる上限と思われる
10cmクラス鏡筒を搭載して追尾テストを行いました。

AMD-2Nは消費電流を抑えるために赤緯側は駆動時以外は電流を
遮断しています。P-2の赤緯微動は固いのでその影響が出ないかを
確認するのが主な目的です。


結果は全く問題ありませんでした。スプリング式の赤緯微動は
構造上バックラッシュは無いので予想以上の好結果を得られました。
ピッチが小さいネジで押すので微動部の減速比が大きくなりますが
(約1.5度/1回転)その分モーターのバックラッシュの影響は軽減できます。


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グラフの後半がガイドしています。(いつもと同じでY軸一目盛は約10秒角)
赤緯(赤の線)はガイド開始直後,修正に少し時間を要していますが
その後はほぼ一直線です。小刻みな振れはガイドしていない時の赤緯側と
変わらないので気流の影響でしょう。
こうして比べると高精度のP-2といえども2軸ガイドしたくなりますね。


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今回はモバイルバッテリーでテストしましたが消費電流は5Vで330mAです。
写真のモバイルバッテリー(20,400mAh at3.7V)で40時間ほど駆動できる計算です。
 

以下の写真は赤緯側モーター部をコンパクトにするために微動軸を加工した
例で下がオリジナルのままで,上がカットした状態です。
4cm短くなるので携帯には大変便利です。
改造費用は2,700円です。金具も異なるため5月末以降の対応となります。

なお,次期ロットは9月と案内しましたが2ヶ月ほど前倒しできそうです。

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微動軸周りを短縮改造した写真を追加しました。
これくらいなら収納時でも気にならないようです。
(製品のモーターコネクターは標準仕様と同じくアーム部に配置されます)
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2017年4月19日 (水)

P-2,マークX用AMD-2N完成

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こちらで紹介していましたP-2やマークX赤道儀用のAMD-2Nが完成しました。
先の発表から2ヶ月ほど遅れましたがご予約の方へは近日中にご案内します。
(AMD-2Nで使用するモーターはマークXの自動導入用と同じものですが
準備した併せて25台は既に終了しております。次期ロットは9月の予定です)


P-2やマークXは,写真のような200mmクラスの望遠レンズの場合は敢えて
ガイドしなくても満足な写真が得られますが,2軸ガイドが可能になれば
M-GENなどでデザガイドが行えるのでノイズ対策としても有効です。


AMD-2Nはシンプルな構造で速度切替スイッチはなく,4方向のボタン
操作時は32倍速(P-2は16倍速)で駆動し,オートガイドは自動で0.5倍速です。
オートガイドが当たり前になった現在では手動ガイドは行わないので
ボタンでの微動はなくしました。
また,電源は内部にステップアップコンバータを内蔵しているので
5V~12V間で駆動できます。5V駆動時の消費電流は330mA程度です。

モーターコネクターはMTS-3などと同じワンタッチ式のメタルコネクターです。
AMD-2NのマークX用モーターは,MTS-3用と全く同じ仕様なので
いずれのコントローラーでも駆動できます。


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価格等は以下のとおりです。ケースをアルミ削り出しで製作したため
以前の発表から若干変更させていただきました。

【マークX用】 AMD-2N:48,600円
【P-2用】 AMD-2N:59,400円(AMD-1からのアップグレード:47,520円)
いずれも両軸モーター,AMD-2Nコントローラーなど一式の価格です。
なお,初期ロットはご予約で終了しております。
特注モーター納期の都合で次期ロットは9月頃の発売予定です。
併せて90S用もラインナップする予定です。


AMD-2Nとは関係ありませんが,写真のアングルファインダー用接続リングは
完売後のご要望が多いので5月末に再販いたします。
価格等は以前と同じで20個限定です。

また写真2段式カーボン三脚はAP-GOTO用として引き当てていた分に
余剰がでました。三脚がご不要な赤道儀ご支給での改造が多かったためで
その分をP-2用(専用アダプターセット)としてでご提供できるようになりました。


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2017年4月18日 (火)

ご支給AP赤道儀の自動導入改造について

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AP-GOTO赤道儀は昨日の記事で複数のご予約をいただきましたが
そのなかには,お手持ちのAP赤道儀の改造についてのお問い合わせを
いただいております。
両軸が手動の場合はAP-GOTO赤道儀を製品として販売する価格から
ご支給分相当額を差し引いた価格で承ります。詳細はお問い合わせください。


また,両軸電動仕様からの自動導入改造についてご質問もいただきましたが
その場合は以下のようにモーターを高トルクのハイブリッドタイプに交換する
改造をお勧めします。モーターのトルクが大きいので高速駆動が可能な上に
ウォームギヤ周りの噛み合いを最適化できるためです。
この場合の改造費用は上記より若干お安くなります。

なお,中間的な赤経が電動で赤緯が手動の場合もご対応いたします。


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掲載した写真は両軸電動タイプのモーターを換装可能か評価するためもので
同時に駆動回路(MTS-3の基板)も内蔵してみました。
PCやスマホとはBluetoothで接続しますが,子午線越えに伴う鏡筒の東西入替のみ
メカニカルスイッチで行えるように極軸の北側にトグルスイッチを配置しました。
左下にレバーが写っていますが極望の開口部から切り替えます。
ご希望があればこの駆動回路内蔵仕様のAP-GOTO赤道儀も製作いたします。

昨夜~本日のご予約で残りのモーターは6台分となっております。

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2017年4月17日 (月)

久しぶりのAP-GOTO赤道儀

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AP-GOTO赤道儀はMTS-3の新型移行のため生産を休止していましたが
新型のMTS-3が確保できたので再開しました。
今回は3台のみですが,今夏のアメリカ日食遠征用も含まれています。
オプションのステップアップケーブ(3,240円)を使用すれば5Vのモバイル
バッテリーでも駆動可能です。
(10,000mAh at3.7Vクラスで10時間以上駆動,赤緯側電流カット設定時)

今回のロットから,ディスプレイ内蔵の新型MTS-3仕様になったので
一式価格は従来から9,800円アップの274,800円(PTP-C22三脚セット)です。
(Bluetoothアダプター内蔵仕様は296,800円)
MTS-3入荷の都合上,今後の受注は9月頃を予定しています。

以下は三脚(セットのPTP-C22)接続部や水準器付の極軸望遠鏡です。

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実はAP-GOTOで使用するステッピングモーターは上の写真のように
ギヤカバーからシャフトが突き出ないようにシャフトを短くした特注品です。

下の写真手前の内,左側がシャフトの長い標準品,右が短い特注品で
赤道儀25台分の50個を製作しましたが,残りは10台分ほどになりました。
モーター在庫限りでAP-GOTO赤道儀の受注は終了させていただきます。

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2017年4月16日 (日)

Apo Sonnar T*2/135電動フォーカサー受注終了

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先日紹介した,Apo Sonnar T*2/135用のフォーカサー(電動ユニットのみ)は多くの
ご注文をいただきありがとうございました。昨日で受付を終了しています。
15,120円と高価ですが超小型のステッピングモーター,樹脂製ギヤ,曲げ金物など
材料費が80%ほどをしめています。
バンド類をご購入いただいているのでギリギリの価格を設定しています。
 

写真のように冷却CCDやCMOSカメラの場合はパソコンの画面をみながらのピント
合わせになりますが,数値でピント位置を変えられる電動は威力を発揮します。

写真は先日紹介した,QHY163MとApo Sonnarの組み合わせですが
自宅の庭先などでHaなどのナローバンド撮影用として楽しめるでしょう。
L画像の取得専用としても便利です。


以下はRST-150Hに搭載した状態ですが,ハーモニックドライブの赤道儀は
両軸ともアンバランスを許容します。
写真のようにオフセットすれば北天でも長時間の撮影が可能になります。

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2017年4月15日 (土)

五藤光学8cm赤道儀

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昨夜は貴重な晴れ間を使って,SIGMA135mm F1.8を試写しましたが
併せて最近入手したタカハシのFOA-60の眼視観望も行いました。

焦点距離がほぼ同じ,PENTAX75SDHFと見比べましたが
強風と薄雲越しだったためか明るさの差だけ感じられる結果でした。
本来なら,FOA-60は最高の眼視性能を求めた設計なので
撮影も兼ねたPENTAX75SDHFに劣ることはないでしょう。
条件の良いときに見比べてみます。


ところで,タイトルの五藤光学8cm赤道儀は屋上の配置替えの際
片持ちフォークと入れ換えたものです。
今回のような眼視観測にも使えるので常設しています。

予想以上に追尾精度も良く300mmクラスのテストならガイド不要でしょう。
Y軸の1目盛は約10秒なので,概ね±5~6秒の精度です。
ポールマスターでセッティングしているので赤緯側も殆どズレていません。

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2017年4月14日 (金)

SIGMA135mm F1.8 DG HSMの試写-1

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空の状態は良くありませんが,なんとかSIGMA135mm F1.8 DG HSMの
試写ができたので速報としてアップします。

加工が面倒なので,Photo Shopのスクリーンショットを掲載しています。
写真上から
・F1.8開放のコーナー(左上)部
・F2.8の中央部
・F2.8の右横(時計の3時)です。(写野の隅に比較的明るい星が写った部分)

F1.8開放でも周辺部の微光星像はほぼ点増です。
個人的な感想ですが,周辺部の輝星像以外はApo Sonnar T*2/135を
凌ぐ模様で,特に輝星のフリンジに関してはライブビュー画面でも
その少なさが感じられました。概ねここで予想したとおりのようです。


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2017年4月12日 (水)

FOA-60用鏡筒バンド(TB-68,TB-68AS)の発売について

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FOA-60はこの夏の北米日食用としてベストな鏡筒かと思いますが
長焦点といえども口径が小さいので,重たいカメラをつけた場合の
重心位置はカメラよりになります。
2インチ延長筒で筒外焦点距離を稼いでいることも影響しているようです。

そこで,FS60CBなどと同様に重心付近で保持できるバンドとプレートを
販売いたします。

写真のカメラはNIKOND500ですが写真の位置でほぼバランスがとれています。
写真はフードを伸ばしていますが,日食撮影時はその必要ない
(場合によっては機材軽量化のため取り外す)ので重心はさらに後退します。


発売するのは以下の2タイプです。
販売終了機種ですが,FC-50,FC-60,FC-65でもご使用いただけます。

【TB-68】
眼視観測用として従来販売していたものの再販(限定20台)です。
上記のようなシフトは行わず2カ所とも鏡筒部分を保持する設計です。
プレートへの固定は35mm間隔でDP45-125に対応します。色はシルバーです。

【TB-68AS】
TB60ASや80AS同様DP38-190などのアルカスイスプレート対応です。
取り付け間隔は17.5mmで色は黒で,こちらは継続販売商品です。
写真のようにオフセットにも対応するためTB-68より光軸を高くしています。
(ドローチューブクランプなどと干渉しないようバンドを高くしています)

【TB-68用60φC型スペーサー】
写真のようにドローチューブ60φ部を固定するための内径60φスペーサー
です。価格は2,160円です。

TB-68,68ASの価格はいずれも15,120円(税込み)で5月1日販売です。

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