海外遠征アイテムその2(システム型回転装置)
現在,組み合わせ自在なシステム型回転装置を開発しています。
組み合わせ方により色々な応用が可能で下記はその一例です。
1.2個をL字状に組み合わせたガイドマウント
2.GPやマークX赤道儀の極軸体に取付た片持ちフォークの赤緯軸
3. 〃 2連カメラ用の赤緯軸
中核となる回転軸は,構造と大きさが異なる65型と80型の2タイプを準備します。
さらに両タイプとも腕の長さが異なるものや,専用アリミゾ,レボルビング装置も
ラインナップしますので,使用目的や同架する望遠鏡やカメラによって
使い分けできます。
両タイプともクランプフリー時は適度な回転トルクを与えていますので
構図を決め易く,一旦クランプすれば強固に固定できるのが特徴です。
今回紹介するのは,65型のGP/GP-D赤道儀用2連カメラ赤緯軸です。
2本の鏡筒を同架した日食撮影や星野撮影に威力を発揮します。
専用アリミゾ仕様ですので両側の重さが異なっても完全なバランスが取れます。
片端にFS60クラス,もう方端にSKY90クラスでも完璧です。
(両側の平行度調整は鏡筒バンド取付部にシムを挟むことで対処可能です)
専用アリミゾには極望視野照明用LEDを内蔵しておりますが
電源は先にご紹介したAMDからの供給です。
以前プラネットタウンの「VENUS」を製作していましたが、ご記憶の方があれば
今回の商品はそれに回転軸がついたものと考えていただけばけっこうです。
他のアイテムは完成したものから順次ご紹介しますが
商品としての発売は5月上旬からを予定しています。
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