赤道儀の搭載重量表示に思うこと
先日に続きSX-D赤道儀関連ですが,この赤道儀の赤緯粗動部は
簡単に脱着でき単体でも販売されています。
以前から他への流用ができないか気になっていたのですが
今回モーター換装作業で実機を手にすることができました。
回転部はベアリングが入っている模様でガタはあまりありません。
何より,バンド式のクランプの利きは最高でしたので早速手配して
スカイメモP用に改造しました。(写真手前)
これなら300mm程度の望遠レンズでも十分に耐えそうで大満足です。
が,ここで疑問?
SX-D赤道儀の搭載重量表示はたしか15kg?GP-Dより大きいのですよね。
写真の黒いところが回転部で,直径50mm厚み30mmと非常に小さく
カメラ雲台の回転部ほどです。ここに最大15kgかかると思うとちょっと???
自動導入機のためクランプ時の固定が確実であれば問題ないとの
判断でしょうね。
ただ「搭載重量」の標記は一番弱いところで決められると思うのです。
どう見ても同社のGP-Dの方が強固に見えてしまいます。
まさか,搭載重量=標準で附属するバランスウエイトでバランスがとれる重量
ではないでしょうしね。
因みにSX-Dのウォームホイールは180枚ですがモジュールが0.4ですので
GP-Dの144枚モジュール0.5と同じ大きさです。
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