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2009年4月29日 (水)

ツイン鏡筒での撮影対策

090429

銀塩時代は,ポジとネガ両方で日食撮影したいので鏡筒を2本同架していましたが
デジタルが主流となってもポジフィルムでも撮影したいという方は多いようです。

そうなると2本の鏡筒が必要ですが,重量を抑えるために写真のように
バランスウエイト側にサブ鏡筒を付けることになるかと思います。

ここで問題となるのが両側の重量バランスと
両鏡筒の赤経方向の光軸合わせですが
発売中のEclipse Packはその両方を同時に解決できます。

重量バランスはバランス軸の抜き差しで,また光軸合わせは
シャフトのクランプ部の固定を緩めて少し振ることで対処できます。
簡易的な調整方法ですが充分実用になります。
(写真矢印方向,ルーズ穴として大きく振る事も可能です)

重量バランスは両側の鏡筒重量差2倍ほどまで対応します。


なお,バランス側の赤緯方向の回転とロックはウエイト抜き差しクランプで行いますが
緩めた際抜けるのを防止するためセットカラーを併用します。
(写真には付けていません)


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