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2009年11月 2日 (月)

AGS-1X パネルにもこだわりました

B09_11_01
EM-10用AGS-1Xは今月中旬の発売に向けて各種機能確認テストを済ませ
最後の作業となるパネルを製作しています。

パネルと言っても特殊な形状のプリント基板を内蔵した箱もので
基板の一部は赤道儀の僅かなすき間に入り込む組む構造なので
立体的な設計となり大変でした。


このパネルは赤道儀赤緯体の側面から大きく張り出すと
運搬性や操作性が劣るので最小限に抑えています。
バランスウエイト側の面にUSB及び電源コネクターを配置
していますがプラグの抜き差し上必要な最小限の張り出しです。

またパネル面のスイッチやコネクター類は表面より低く配置して
外圧による破損を予防しています。

さらにこのパネルはアルミ無垢材からの削りだし加工品ですので
アルミの板金とは比較にならない強度を有します。

EM-10は軽量ですので海外遠征に使用する事も多いと思いますが
大事な電子機器を,輸送時の外圧から保護できます。

写真は削り出したままの地肌の状態ですが
これからアルマイト処理とシルク印刷を施します。

11月15日から発売開始しますが既に多くのご予約をいただいて
おります。
ロット当たりの製作数量の関係で,場合によっては1ヶ月強ほどの
納期を要すこともありますので,お急ぎの方はご予約頂けると幸いです。

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