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2009年12月

2009年12月30日 (水)

来年も日食アイテム販売します

B09_12_30
2年連続でご好評いただき,一部在庫切れになっていた日食アイテムは
今年も7月の皆既日食に向けて新たに1月中旬から発売します。

画像はビクセンGPシリーズ用とマークX用の赤緯体。
(GPシリーズはDS45を取り付けた状態)
そして画像中央の一体型モータードライブAMD-1です。
1月15日の金環日食用としてご用意した分は完売となりました。
今回からアリミゾとのセット販売も開始します。

価格は以下のとおりです。
・GP用赤緯体+DS45のセット:36,800円
・マークX用赤緯体+DS45のセット:35,800円

なお,一体型モータードライブAMD-1につきましては
多くのご予約をいただいて現在のところ完売しておりますが
3月頃には次期ロットを出荷予定です。

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2009年12月15日 (火)

来年の日食撮影スタイル?

B09_12_15
来年の皆既日食の観測地はイースター島かタヒチになりそうですが
イースター島の場合,飛行機の乗り継ぎなどで重い機材はつらそうですね。

私ごとですが
以前の遠征は写真を撮ることが主な目的で,重い機材で臨んでいましたが
最近は仲間と旅先で見聞きするものや,会話を楽しむのがむしろメインだったりします。
日食は単なる自然現象であるだけではなく
その魅力で人々を同じ時に同じ場所へ旅立たせるという現象も引き起こしますね。
それが気の合った仲間であればなおのこと,楽しさは倍増します。
昨年の上海日食の前段で出かけた四川・雲南旅行は特に思い出深いものでした。

そうなると撮影機材もだんだん縮小化してゆきます。
写真のH-40赤道儀は小型軽量でそういう目的にはベストでしょう。
赤緯軸があるので構図は取りやすいし,タカハシの45mm延長チューブの外径を
少し加工するだけで写真のようにボーグ45EDがそのまま載ります。

フォーサーズのカメラとの組み合わせではバランスウエイトをつけないで
(シャフトだけで)バランスが取れるのでクランプフリーで構図が取れます。

当然ですが日食前後は新月期です。
もし,イースター島に行くならモアイ像と南半球の星空も撮りたいので
星景写真用のアダプターも必要ですね。

現在,H-40用も含め,最終ロット(30台)のAMD-1を準備中です。
(・GP/GP-D用:10台,・P-2用:10台,・H-40その他用:10台)

皆既日食までには間に合わせる予定でしたが
1月15日の金環日食用のご要望もいただいていますので予定を前倒しました。

また65SYSTEMの赤緯軸も同様のお問い合わせがありますので
これも年内にお納めできる予定です。
さらに65SYSTEMはお買い得なDS45とのセット販売も計画しています。

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2009年12月12日 (土)

リモート撮影の三種の神器

B09_12_08
これからの季節,暖かい室内や車の中からリモート撮影ができると本当に楽ですね。
そこで,最近のブログ内容と重複しますが
リモート撮影に必要な3つの機能について触れてみます。

1.自動導入機能
目標の天体を自動導入できないとリモート撮影は始まりませんね。
導入のみならずわずかな構図の変更にも便利です。
  
2.高感度なオートガイド機能
目標天体の導入後,オートガイドで撮影に移行しますが
ガイド星を探すのにガイドマウントが必要だったらリモート撮影はできません。
高感度な冷却CCDを使ったオートガイダーなら目標天体の導入後や構図を変えた後でもパソコンのモニターにはガイド星候補が一杯写っています。
パソコン上で適当な星をガイド星として選択するだけでオートガイドに移行します。

3.リモートフォーカス機能
対象の導入~オートガイドの準備がすんだら最後はピント合わせです。
オートフォーカス機能があれば最高ですが
PC経由で手動で操作できるだけでも遠隔撮影が可能になります。
 
以上3つのうち,1つでも欠けるとリモート撮影はできません。
またそれぞれがバラバラでも使い勝手の悪いインターフェースになります。

既に実現している,自動導入後ガイド信号が入ると自動でガイド速度に切り替わる機能や赤道儀とフォーカス操作を統合したハンドコントローラーの開発など
より使いやすいシステムの構築を目指します。

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2009年12月10日 (木)

AGS-1X,手動での操作性を向上しました

B09_12_10
換装用モータードライブであるEM-10/200用のAGS-1Xは
できるだけお手持ちの資材を有効に活用することで
安価に提供させていただくと同時に,エコを目指しております。

ただ,流用する純正のハンドコントローラーの速度設定スイッチが
ポジションを保持するタイプのスナップスイッチのため
オートガイド時に自動で低速に切替えたり
自動導入時は高速に切替えることを優先すると
ハンドコントローラーでの操作に一部制約が出ていました。

そこで対策として,ハンドコントローラーのスイッチを常時中立で
上に押したときに高速,下に押した時に低速選択となる
跳ね返りタイプに交換する事で上記の制約を解消します。

当面の間,AGS-1Xを当方で交換されるお客様は
赤道儀と一緒にハンドコントローラーお送りいただければ,無償で改造いたします。
ご自身で交換なさる方はご相談ください。

写真はスイッチを交換したハンドコントローラーで
手前,右が純正の「ポジションを保持するスナップスイッチ」
左が交換用の「常時中立,跳ね返り式のスナップスイッチ」です。

交換後は,何の違和感もなくハンドコントローラーで速度の
設定ができるようになります。

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2009年12月 7日 (月)

リモートパワーフォーカサー(RPF)いよいよ発売!

B09_12_07
開発が遅れていたリモートパワーフォーカッサー(RPF)は
2010年早々,第一段として
MEADEのシュミカセ用マイクロフォーカッサー対応の
コントローラーを発売いたします。
USB経由でパソコン上から操作できるので遠隔撮影が可能となります。

”取って付けた”ようなフォーカッサーに納得が行かずいろいろ物色した結果
MEADEのマイクロフォーカッサーに行き着きました。

MEADEのマイクロフォーカッサーはDCモーターを使用していますが
対荷重や繰り出し性能の評価を行った結果,充分実用になると判断しています。
最小駆動量は10ミクロン以下で,DCモーター特有のオーバーランは
駆動回路でブレーキをかけるので無視できる量になっています。
ただし,バックラッシュは大きいので片側からのピント合わせとなります。

コントローラーは操作時のみ通電されるので外部電源は不要です。
(内蔵電池で駆動します)
ソフトは全くのオリジナルですが,ASCOM対応については現時点では不明です。
AGS-1B以上の自動導入モータードライブでは,赤道儀の操作用のコントローラと
フォーカッサーのコントローラーの統合も視野に入れています。


写真は屈折鏡筒用として取り付けた状態です。
たぶんこのようなご要望が一番多いと思いますが
写真のFS-60(Cではありません)やFSQ-106EDではピントが合う事を確認しています。
ただし,フラットナーやレデューサーとの同時使用はできないものと思われます。
必要光路長は約70mmストロークは約10mmです。

基本的にMEADEのマイクロフォーカッサーとセット販売を計画していますが
既にフォーカッサーは所有されいて,LX-200のコントローラー故障で
フォーカッサーが使えない方や,フォーカッサーをご自身で手配される方のために
コントローラー単体(ソフト含む)でも販売します。
また,FS-60やFSQ-106ED等,一部のタカハシ製鏡筒用の接続リングは
準備する予定です。
なお,マイクロフォーカッサー本体は純正のままで一切改造は行いません。

コントローラー単体での販売価格は15,000円程度を予定しています。

HPでご紹介している「合焦ノブ部をステッピングモーターで回す仕様」も
追って発売します。こちらは取って付けたような外観になりますが
一式で30,000円程度と格安での販売を予定しています。


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2009年12月 2日 (水)

今、ML8300を購入されるとAtki16ICをプレゼント!

2009/12/02

突然ですが
今ならFLIのML8300をご購入いただいた場合
オートガイドに最適なAtik16ICがプレゼントされます。
先着5名様ですが大変お買い得になっています。

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