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2010年6月 6日 (日)

ATIK 3兄弟

B10_06_06
3タイプのAtik冷却CCDカメラを並べてみました。いずれもモノクロカメラです。
・高感度低ノイズのSONY製ICX285(BJ41Lと同CCD)を搭載したAtik314L+(140万画素)
・35mm版フルサイズのKAI11002を搭載し,水冷もできるAtik11000(1100万画素)
・人気のKAF8300を搭載したAtik383L+(830万画素)。新製品!

この3機種はCCDサイズが約4倍(面積)ずつ異なっています。
手前右の314Lと左の11000のCCDサイズの大きさは面積で約16倍も違います。

ピクセルサイズや総画素数の違いから,それぞれに特徴があるので
組み合わせる光学系や撮影対象により使い分ける必要があるかと思いますが
一番小さなAtik314L+でも対象が小さい系外星雲や球状星団などでは十分です。
上位機種に比べ写野は狭いのですが高感度でノイズが少ないので
対象によっては賢明な選択にもなります。

現在Atik製品はこのところのユーロ安でさらにお求め易くなっております。
Atik314Lは210,000円と大変お買い得です。
またAtik383Lのワンショットカラーは283,500円です。

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