Atik-383L+ ファーストライト
[Zuiko250mmF2_2000秒_1枚 クリックで拡大表示]
梅雨明け後の北部九州は良い天気が続いています。
ただ,午前中は透明度の良い抜けるような青空が広がりますが
午後になると雲が沸いてきて,また朝には快晴のパターン。
毎日24時頃に雲はなくなっているようです。
雲がなくなる時刻が遅い事や旅行の疲れで撮影できませんでしたが
昨夜(正確には今日ですが)Atik383L+の試写を行いました。
1枚画像ですがノイズは少ないようです。
試写はZuiko250mmF2に,Hαフィルターを付けて2,000秒露出
温度設定は-10度C,ダーク,フラット補正なしの1枚画像です。
Hαフィルターが31.7mmなので四隅が僅かに蹴られていますが
この程度なら簡単にフラット補正できると思います。
レベル補正後,オリジナルを1/2にリサイズしています。
明るいカメラレンズなので,星像はややいびつですが
Hαでの撮影なので色収差はなく十分実用になります。
短時間でも淡いガスが良く写るのでいろいろ楽しめそうです。
----------------------------------------------------
カメラレンズをご使用の方から特殊な改造を行ったレンズかとの質問と
比較のためにピクセル等倍画像のご要望がありました。
レンズ本体は改造や調整は一切行っていませんが
ピントは試作のフォーカサーで正確に合わせました。
レンズの明るさがF2なので,20~30ミクロンの移動で星像が変わります。
レンズのヘリコイドで追い込むのは至難の業のようです。
カメラは異なりますが写真のフォーカサーです。
ピクセル等倍の中心部切り出しを掲載します。(07.22追記)
| 固定リンク
「CCDカメラ」カテゴリの記事
- カメラ(EF)マウントとタカハシM54接続の比較について(2021.08.03)
- ASI 2600MMの生産遅延について(2021.04.26)
- 冷却CCDカメラとEFレンズコントロール付マニュアルFW(2021.04.25)
- ATIK16200とEF Contoroller MarkⅡのコリメーター調整確認(2021.03.24)
- ASI 1600GTナローバンド撮影カメラの売却について(2020.08.19)