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2010年9月18日 (土)

銀塩レンズのデジタル適応 「MAMIYA RZ67 ULD M50mmF4.5L」

100918_2
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・Atik-383L+ -15度C,15分露出の8枚コンポジット,ダーク,フラット補正なし
・MAMIYA ULD M50mmF4.5L開放,バーダーHαフィルター(7nm)
・MXⅡ赤道儀,FC-50+Atik-16ICでガイド

MAMIYA RB/RZ67用の締めくくりは(中判では)広角の50mmです。
このレンズは広角でありながらその名の示すとおりUDガラスとLDガラスが使われた
色収差の少ないレンズです。
レンズ構成は11群15枚と単焦点としては異常に多くなっています。

50mmの焦点距離でF4.5と暗いのでラージフォマットにこだわらなければ
35mm用を絞った方が明らかにシャープでしょう。
特にデジタル設計のマクロレンズのシャープさには遠く及ばないと思います。

ただ,中判用の広角レンズでデジタルでも星が丸く写るのは極まれです。
これも将来のラージフォマット冷却CCDに備えて
確保しておく価値のあるレンズかと思います。

画面下部のかぶり補正が上手にできませんでしたので後日再処理してみます。

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月は大きいのですがこのところ毎日のように透明度の良い夜空です。
最初にセッティングすれば,後はリモートで監視しながらの撮影ですので
仕事と両立できます。
昨夜は20時から24時までの撮影中は新型モータードライブの図面を書いていました。


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