月夜のオリオン大星雲 その2
・Atik-383L+ -20度C,10分露出の6枚コンポジット,ダーク,フラット補正なし
・タカハシTOA-150+TOAレデューサー,バーダーHαフィルター(7nm)
・MXⅡ赤道儀,Atik-16ICでオフアキシスガイド
昨夜はふたごの足元に大きな月がありましたが,まずまずの天気だったので
先日行った赤道儀移動に伴う極軸設定の追い込みを行いました。
極軸望遠鏡で調整したあとにドリフト法で追い込むのですが
オートガイドのキャリブレーション終了後にガイドケーブルを抜けば
グラフ上でのガイド星のずれる方向と傾きで短時間で調整できます。
極軸の調整は早い時間にすんだので
やっと準備の整ったA,O,OやS,A,O撮影のテストも行いました。
強烈な月明かりと薄い雲ごしでしたが,それでもHaとSⅡは何とか写ります。
さすがにOⅢはムリだったのでA,O,OやS,A,O合成はおあずけです。
それから空が明るいとCCD保護ガラスのゴミが目立ちますね~
月が小さくなるのが待ち遠しいです。
写真はアンシャープマスクをかけすぎたため荒れてしまいました。
----------------------------------------------------------
それから極軸追い込み中,暇だったのでドームから北西方向の写真を撮ってみました。
ちょうど福岡空港の方角で離着陸する飛行機の光跡が写っています。
自宅は少し高台なので,その先のベイサイドプレイス博多の塔も見えるので
ファインダーの調整や冷却CCD等の無限遠調整に便利です。
| 固定リンク
「天体写真」カテゴリの記事
- 12/7日のレナード彗星(2021.12.10)
- 今朝(12/9)のレナード彗星(2021.12.09)
- レナード彗星5日間の変化(2021.12.07)
- 12/2日のレナード彗星写真を画像処理してみました(2021.12.04)
- 12/2日のレナード彗星撮影機材と樹木伐採(2021.12.04)