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2011年5月

2011年5月27日 (金)

AstroDreamTech社を訪問-3

少し間が開きましたが,先月のAstroDreamTech社訪問の最終記事です。

AstroDreamTech社はソウルの南80kmほどにありますが
最終日の夕食は地元の焼肉店で美味しいお肉をいただきました。
さすがに韓国のお肉や新鮮な野菜は美味しかったですね。
本場では何でも激辛かと思っていましたたが,全くそんなことはなかったです。

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ただ,1つだけ残念だったのは・・・・そうテーブルにビールがないですよね。
このあとも打ち合わせだったのでアルコール抜きの食事でした。


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写真はサンプルを使い,ウォームホイールボス部とベアリングの公差を確認するため
ベアリングを圧入しているところです。
公差を2/100mm以下にするようお願いしていたので手では入りません。
専用の治具を作りボール盤を使っての作業です。
いくらサンプルでの確認とは言え,お酒を飲んでできる仕事ではなかったのです。

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2011年5月24日 (火)

連続点灯の視野照明装置

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極軸望遠鏡やファインダーの視野照明装置は
スイッチの切り忘れや不用意にスイッチが入ってしまったりして
電池切れになることが多いですよね。

そこで今日紹介するのはビクセンのGP赤道儀に内蔵した照明装置で
見てのとおりスイッチはありません。
常に点灯したままですが,もう何年間も点灯したままです。
(いつ付けたか定かな記憶はありませんが,3~4年は経っているようです)

高容量の3Vリチウム電池(全長が32mmのものでないと内蔵不可)と
超高輝度LEDを組み合わせていますが
470kΩの減流抵抗でちょうど良い明るさになります。
3.2VからLEDの順方向電圧を引いた約1.5Vが470kΩにかかっているので
電流は約3μAしか流れていません。

計算上1年間で26mAhしか消費しないので
リチウム電池の容量が500mAhとすれば20年間ほどつきっぱなしになります。
明るさの調整はできませんが特に必要と感じた事はありません。


視野を直接照らす“明視野照明”は僅かな明るさで照らせるので
このようなことができますが
“暗視野照明”の場合,輝度が必要なので連続点灯は難しいようです。
なお,リチウム電池への直接半田付けはあまりお勧めできませんね。


今回紹介するGP赤道儀はボールベアリングやスチール製の極軸を使用した
特別仕様品ですが通常のGP赤道儀でも同じスペースがあります。

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2011年5月22日 (日)

NJP用オフセットプレート-2

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先日ご紹介しました,NJP赤道儀用オフセットプレートのご要望がありましたので
追加製作しました。例によって少し余裕がありますのでお分けいたします。

今回はオフセット量55mmと110mmの2タイプを準備しました。
いずれもP.C.D.35mmにM8タップ加工を追加しています。
銀梨地アルマイト処理も施しましたのでその分だけ前回より価格アップしております。

・ 55mmオフセット:10,025円
・110mmオフセット:11,735円 →110mmは終了しました。5/23追記

送料は一律500円です。

写真には各4枚ありますが在庫は各2枚程度で今回をもって終了いたします。

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2011年5月20日 (金)

MC300赤道儀展示

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韓国AstroDreamTech社と共同開発を進めておりました
日本仕様のMorningcalm 300GE(MC300)赤道儀が完成しましたので
福岡の天文ハウスTOMITAで展示しております。

近くにお越しの際は現物に触れていただければ幸いです。
なお,事前にご来店のご連絡いただければ
私もできる限り出向き詳しい説明をさせていただきますのでよろしくお願いします。


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2011年5月17日 (火)

ベランダ赤道儀

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ベランダは一番身近な星を見る場所と思いますが
ドイツ式赤道儀を据えるとなると,北に延びた極軸やバランスウエイトのため
スペースが制限されるベランダでは使いにくくなります。

普通の南向きのベランダの場合,どのみち天頂から北は見られないのだから
場所をとるドイツ式よりフォーク式が向いているのですよね。

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写真はずっと前に紹介しました工業用回転ステージを流用した極軸体です。


これに太陽や惑星の観測時は最初の写真のような腕の短いフォーク
デジカメで撮影するときはジンバルのアームを付けるなど面白いと思いませんか?
もちろん普通の望遠鏡を保持する立派なフォークも付けられます。

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重たい極軸体とピラーは据え付けたままで,極軸北端部をスッポリ抜き取れば
撤収も楽なうえ,苦労してセッティングした極軸もずれません。


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この極軸体は極望を組み込んでいますがベランダ専用なら極望より
高度や方位を定量的に調整できる機能があると便利と思います。

場所をとらない薄型の極軸体や,ベランダでも邪魔にならない形状の
ピラー脚,それにニーズに合ったフォークなどをチョイスできるシステムが
あったら楽しそうですよね。
その気になれば超高精度のポータブル赤道儀としても使えるのですから。


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2011年5月15日 (日)

EF100mmF2.8L試写結果

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・Atik-383L+ -20℃,10分露出の6枚コンポジット,ダーク,フラット補正なし
・EF100mmF2.8L開放,バーダーHαフィルター(7nm)


EF100mm用フォーカサーが完成したので試写を行いました。
透明度が悪いうえ低空の対象でしたのでぱっとしませんが
このレンズの性能は伺えると思います。
また右側に顕著な周辺減光がでていますし,枚数の割にはなぜかざらついています。
偏った減光はフィルターの影響もありそうですが後日フラット補正を試みてみます。

久しぶりの撮影のためかトラブルの多い結果となりましたが何とか撮影できました。
レンズの評価用ですのでそのまま掲載します。

肝心のレンズの性能は予想通り素晴らしい星像です。
デジタル用に設計されたレンズだけあって明るい星も丸く写り微光星はシャープです。
フォーサーズなので当然かも知れませんが隅まで綺麗な星像です。
なおレンズ,フィターホイール,カメラの接続は工作精度に頼ったままで
特にスケアリング等の調整は行っていません。

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2011年5月11日 (水)

EF100フォーカサー用モーターカバー

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EF100mmF2.8L用フォーカサーは,オリエンタルモーター製の
SH型ギヤヘッド付きのステッピングモーターで駆動することにしましたが
一般的なSH型でも10日ほどの納期を要しています。
震災前は翌日入荷でしたが仕方ないですね。
もっとも,特注品や5相のモーターは1.5ヶ月もかかっているので
需要の多いモーターを中心にがんばってもらっているのでしょう。


で,モーターが入荷するまで時間があったのでモーターのカバーを付けてみました。
高さ,幅,長さともマッチする既製品はなかなか見つからないのですが
今回はTAKACHIのプラスティックのケースにちょうど良いものがありました。
一連のフォーカサーはモーターやベルトがむき出しでしたが
(そこが“商品”ではなく“頒布品”とした理由です)
これなら少しは商品レベルに近づいたかと思っています。

削り出しで作る事もできますが,既製品の流用なら約1/20の費用ですみます。
ご注文いただいている分は全てカバー付きで納入させていただきます。

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2011年5月 6日 (金)

据付赤道儀の自動導入改造-1

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据付用赤道儀を自動導入に改造する場合,多くは出張作業になりますが
遠距離では,ご負担いただく出張費用が嵩んでしまいます。
そこで,モーター部の交換など,簡単な作業はお客様で行っていただくことを前提とした
改造サービスを行っております。

お客様の手で既設のモーター部やピラーパネル,電装品一式お送りいただければ
モーターの交換(軸サイズなどが異なるのでギヤの精密加工も行います)
新規パネルの製作,電装品は全て専用ケースに納めて納入いたします。

各部はコネクターでの接続になりますが,赤緯のモーター配線など
筐体へのケーブル貫通を伴う部分は,貫通処理を考慮しています。
基本的にお客様での半田付けや圧着作業は不要です。

写真は両軸電磁クランプ仕様のミカゲ260N用で5相のマイクロステップ駆動です。
価格はモータータイプや電磁クランプの有無など仕様によりますが
180,000円~320,000円程度です。

実はピラーのパネルは赤道儀の個体により寸法が微妙に異なっています。
そのためお送りいただいた現物を採寸し
厚手のアルミ板から削り出しております。もちろんシルク印刷付きです。

ピラーパネルの機能を電装品と一緒に別のボックスに収めれば
このような面倒な作業が省けますが
オリジナルの外観を大切にしたいのでこのような方法を採っています。

なお写真の電装品を納めたケースが縦長なのはピラーの開口サイズ
から決まったもので,これも個体によりサイズを変えています。

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2011年5月 1日 (日)

FSQ85/106ED用フォーカサー最終ロット出荷

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バックラッシュレス仕様のFSQ85/106ED用フォーカサーは
モーター入荷遅れでお待たせしておりましたがやっと完成しました。
5月上旬でお約束していた方には近日中に出荷いたします。

このフォーカサーやAGSシリーズで採用しているTH型ギヤ仕様は
特注品ですが特注品を作る工場の被災で手配に苦慮しています。
当面は,本業?のモータードライブ用を優先するため
このモーターを使ったフォーカサーの頒布は一旦休止させていただきます。
なお,現在FSQ85/106ED用とビクセン用を各1台在庫しています。

FSQ85/106ED用、ビクセン用いずれも終了いたしました。5/3追記


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先日ご紹介しましたEF100mmF2.8L用フォーカサーですが
結局1:36のギヤヘッド付きハイブリッドモーターで駆動する事としました。
高価なモーター仕様になりましたが
先日ご案内した価格のままでご提供させていただきます。
在庫は2セットのみです。

・コントローラー一式:47,000円(以下にフォーカスコントローラーを含んだ一式)
・コントローラー無し:32,000円(バンドと上下プレート,フォーカスモーター)
・バンドと上下プレートのみ:20,000円(モーター,プーリー類は付属しません)

既製品でモーター部に合うカバーがないか探しています。
無ければアルミ無垢からフライス加工で作ってもいいのですが
これまた高価です。購入いただいた方のご要望で対処したいと思っています。

EF100mm用の在庫は1台となりました。5.2日追記
EF100mm用は終了いたしました。5/7追記

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