MC200赤道儀の開発状況ほか
先日から業務打ち合わせのためAstroDreamTech社へ出張してきました。
今回はKastron Alpha 300CA他鏡筒関係の仕様調整が主目的ですが
MC200の開発状況の確認も楽しみでした。
以下の写真はMC200の第2プロトタイプです。
星空研究会でお披露目した初期プロトタイプから細かな点が改良されています。
ウォームホイールの大きさや荷重がピラーの真上にかかるスタイルにこだわるため
同じコンセプトのMC300と良く似ていますが外形はずっと小さいです。
下のHUBO-iを手にする写真で大きさを実感いただけますか?
MC200は多機能な自動導入コントローラーのHUBO-iを採用します。
MC300や500は,発売時点でHUBO-iとTheSkyなどのプラネタリウムソフトとのリンクに
一部不具合があったのでAGSやDynoStarX3仕様としましたが
それが解消しましたので日本国内販売もHUBO-iを標準といたしました。
MC200のHUBO-iは,DCサーボシステムでDCモーター本来の滑らかな回転と
高速回転を発揮します。
高速域までトルクが大きい事や消費電流が小さいのもDCサーボのメリットです。
星空研究会では多くの方にその静粛性やレスポンスを体感していただきました。
なお,MC200赤道儀の発売開始は今年末と発表していましたが
諸般の事情で1ヶ月程遅れ,来年1月20日を予定しております。
以下はAstroDreamTech社製の鏡筒バンドです。
色々なサイズを準備中ですが,K-ASTEC製でカバーできない鏡筒用などを
中心に取り扱いを開始します。
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