ケアンズ日食に向けてのご対応について
11月のケアンズ日食に向けての準備期間は2ヶ月程となりましたが
日食関連の機材の在庫や出荷状況等をご案内いたします。
まずGF50赤道儀ですが,10月末までに15台ほど出荷可能です。
ケアンズ用として特別に準備した,XY50-15も必要数確保しております。
下の写真はGF50とXY50-15の組み合わせにFC60を搭載した例ですが
極めて重心が低く,低緯度(写真は15度状態)でもバランスを保っています。
次にXY50の第2ロットは予定を1ヶ月ほど前倒し9月20日前後に出荷開始します。
初期ロットで不足した,XY50-0,XY50-55は各50台準備しますが
XY50-15の予定はありませんので日本国内仕様でのご対応をお願いします。
1.GF50やポラリエなど標準的な赤道儀
2.ASTOR TRACなど背面で固定する赤道儀
3.35度の傾斜角を持った赤道儀
全てにおいて,XY50シリーズの緯度調整範囲は±15度としておりますが
構造上の限界は±17度です。
従いまして,XY50-0,35,55は最大限に倒すと緯度では18度に対応します。
ケアンズの緯度は約17度なので南側の脚を僅かに低くする事で対処できます。
ただ,3においては重心位置が高くなるので強度の高いXY65をお勧めします。
最後にXY65ですがPTP-Carbon用のXY65-35は9月20日の出荷となります。
国内仕様のXY65-35でも35度±25度(10~60度)をカバーするので
ケアンズでもそのまま使えます。
マークXベースモデル又はスカイメモR,RS専用プレートが標準付属します。
なお,GITZO製システマティック三脚用(一部の機種に限定)及び
傾斜角を持った赤道儀用のXY65-0は10月中旬発売予定です。
ASTOR TRACとスカイメモPをXY50-55やXY50-0を使って緯度18度にした状態ですが
逆に倒して傾斜角をキャンセルするスカイメモPは見るからに不安定です。
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