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2013年2月20日 (水)

VELOCE RH200について-4

B13_02_201

今夜は雲が多いながらも晴れ間がでていたので光軸の確認を行いました。

確認しておきたかったのは光軸ズレの有無より調整の感触です。
この手の光学系はユーザーが調整して使える状態にする事を前提としていますが
そのためには調整の容易さが重要だからです。

当然ですが,イタリアから空輸されたので光軸は僅かにずれていましたが
高倍率アイピース(TMBのSW4mm)を使い恒星をぼかした像で調整した結果
ごく短時間でマニュアルのとおり調整できました。
眼視用の反射望遠鏡の光軸調整要領で行いましたがたぶん十分でしょう。
最初はいびつだった焦点像も綺麗になりました。


一連の紹介の最初に触れた3カ所の光軸調整ネジは
スプリングで引かれているので押しネジを回すだけで調整できます。
実際に触った感触は,調整に対して結果(見ている像の変化)が
敏感に反応するため調整は容易でした。
調整ネジは適度のトルク感があり精密感があります。

まだ実写していませんが,調整後の星像を見た感じでは
眼視用の反射望遠鏡と同じ要領で簡単に調整できると実感しました。
最終的には実写で追い込む必要があるかと思いますが
高倍率アイピースを用い拡大した星像で調整しているのでほぼ合っていると思います。

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