今回のオーストラリア遠征機材
今回のオーストラリア遠征はパンスターズ彗星と
大マゼラン星雲などを冷却CCDで撮影したかったので
ビクセンSP-DX赤道儀を持って行きました。
この赤道儀の追尾精度が高い事はこのブログで何度か紹介しましたが
今回は南半球での撮影なので,極軸設定の容易さが決め手になりました。
倍率が低いので毎日移動する観測でも数分でセッティングできました。
写真は3月3日の撮影風景です。オーストラリアに着いた日の夕方です。
夕日の影響もありますが赤茶けた大地はいかにもオーストラリアですね。
ところでこのSP-DX赤道儀でも使っていますが
SP赤道儀用のM8-P.C.D35アダプターは今でも多くのご要望をいただいています。
以前ご紹介したとおり既に70台ほど作りましたが
その後も継続したご要望をいただいていますので
さらに30台追加で製作することとしました。
今までは何度も「これで最後」とご案内しておりましたが
今後はご要望がある限り製作いたします。
ただ,最低でもご要望が10台程まとまってからの製作となります。
大げさかも知れませんが,このアダプターが
100台ものSP(SP-DX)赤道儀がこれからも大切に使い続けられる
”お手伝い”になれればうれしい限りです。
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