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2013年4月23日 (火)

Mark-X用AMD-1 With XY50D

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Mark-X用のAMD-1は以前に販売していましたが
赤道儀のモーター取付方法がウォーム軸と直結する構造になっているため
駆動回路を内蔵した本体部が横に張り出してしまい
あまり良い方法とは思えなかったので販売を終了しておりました。

一般的なモータードライブのように駆動回路を別のボックスで対処すれば
モーター単体になるのでスマートな取付ができますが
そうするとモーターケーブルや極軸照明装置のケーブルなどを
都度接続しなくてはならずポータブル赤道儀としては不便です。

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そこで,目を付けたのがXY50Dの赤道儀取付プレート。
このプレートを少しだけ厚くして,内側をくり抜けば
駆動回路や照明用のボリュームなどを内蔵するスペースを確保できます。
モーターや照明装置のケーブルはこの部分に接続します。


写真の試作機で評価が完了したので新タイプとして発売する事としました。
このMark-X用のAMD-1は専用のXY50D(またはXY65)とセットでの使用が
条件となるので,セット販売を行います。
駆動回路のハウジングなどをXY50Dと共用できるので
他機種用のAMD-1+XY50Dの合計と比較すれば安価になります。


価格はAMD-1と専用のXY50Dのセットで49,500円です。
同時に,従来のMark-X用AMD-1からのアップグレードを行います。
アップグレード価格は,XY50D単体価格と同じ22,000円でお受けいたします。
XY50Dと同時に製作するので発売は8月の予定で30台限定です。
(本日からご予約を受け付けます。ご予約状況によっては製作台数を見直します)


製品はギヤカバーも含めXY50Dと同色になります。
写真は試作品で駆動回路は他機種用を並べただけで
モーターや照明装置のケーブルは未処理です。
製品には極軸照明装置とギヤカバーが付きます。
極軸のみのオートガイド端子の採用も検討しています。
(350mmの望遠レンズで5分程度のガイドテストを行い結果が良ければ採用する予定。
アップグレード分は未対応となります)


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