極軸調整装置と照明について
ポータブル赤道儀をセッティングする場合
極軸望遠鏡を覗きながら極軸の高度や方位を調整します。
今さらながら当たり前のことですが
写真のように高度・方位調整装置や
極軸望遠鏡の視野照明装置があってこそ容易にできます。
極軸高度・方位調整装置がない場合は
片手で赤道儀を保持した状態で
もう片方の手で赤道儀を搭載した三脚のパンやチルトでセッティングするので
この時点で両手がふさがってしまいます。
それに加え,極軸望遠鏡の視野照明も無い機種では
ペンライトなどで視野を照らしてセッティングするなどできませんね。
誰かに照らしてもらうしかないでしょう。
ベテランの場合はそれなりに手を加えて対処できますが
初心者には難しいことでしょう。
これらは初心者用の機種こそ必要な配慮と感じますが
どちらかと言えば極軸望遠鏡の視野照明の方が優先すると思います。
| 固定リンク
「赤道儀」カテゴリの記事
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-6(2022.02.22)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-5(2022.02.17)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-4(2021.05.29)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-3(2021.05.27)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-2(2021.05.27)
「視野照明装置」カテゴリの記事
- マークX用の照明装置(2015.07.07)
- ポラリエ用極軸望遠鏡について-2(2015.07.03)
- AP赤道儀用の連続点灯照明装置(2015.06.20)
- スーパーキャパシターで暗視野照明(2015.04.03)
- 極軸調整装置と照明について(2013.04.14)