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2013年4月11日 (木)

ZuikoDigital 150mmF2について

B13_04_11

ZuikoDigital 150mmF2は,その明るさを活かして
自宅でナローバンド撮影を楽しむレンズとして使っていますが
昨日ご紹介した写真の星像をみて改めてその高性能を実感しました。

写真は昨日の紹介した写真の中央部を400%拡大したものです。
(クリックで拡大します)
写野のほぼ中央でクッキリとした四角形はCCDチップの輝点ですが
その右側などにCCDの輝点とほぼ同じ大きさに写った星像が確認されます。


撮影に使った冷却CCDカメラのピクセルサイズは5μm強なので
最小星像はそれと同じくらいでしょう。
以前,EF100mmF2.8L IS MACROでも同じような星像を確認していますが
EF100mmのF2.8に対し,ZuikoDigita150mmlはF2で
レンズの有効径は,EF100mmは35mmですが,ZuikoDigitalは75mmです。

ZuikoDigital はフォーサーズで2,000万画素に対応できるように設計されたと聞きます。
ということは3μm程度のチップサイズにも対応できる性能を秘めているのでしょう。

私がこのレンズを選んだのはKAF-8300搭載のカメラと組み合わせれば
最高の性能を発揮してくれると思ったからですが間違いなかったようです。
決め手になったのはこの写真の星のような水しぶきを見てからでした。
 
 


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