ε-130D用鏡筒バンドを開発しています
タカハシのε-130Dは今月末発売となりますが
現在,専用の鏡筒バンドを開発しております。
小さい鏡筒では相対的にカメラ周りの重量が大きくなるため
ε-130Dでは前後のバランス調整機構は必要と思われます。
バランスが取れていないと操作性が悪くなるだけでなく
撮影中に各部のたわみ発生するためガイドエラーの原因にもなります。
特に筒先側が重たい反射望遠鏡は扱いにくいので対策は必須です。
開発中の鏡筒バンドは,図のようにアリガタ/アリミゾを使い
鏡筒を前後方向に大きくオフセットできます。
レイアウト上カメラがバランスウエイトの反対側に付くので
ガイド鏡は視野を妨げられないようバンドの肩に配置します。(ファインダーの反対側)
モーメント荷重は大きくなるのでバランスウエイトは増やす必要がありますが
小さな反射鏡筒で完全にバランスを取るにはこのレイアウトがベストと思います。
遠征地でシステムを組んだまま光軸確認ができるのも大きなメリットです。
このバンドは現在試作中で9月上旬にはシステム全体の写真を紹介できる
予定です。製品としての出荷は10月からを予定しています。
同時に専用の小型ガイドシステムやモーターフォーカサー(頒布扱い)も開発中です。
| 固定リンク
「鏡筒バンド・プレート」カテゴリの記事
- 限定生産品の鏡筒バンド在庫数について(2022.12.09)
- 限定仕様のε-160ED用鏡筒バンドセットの取扱について(2020.09.12)
- 限定仕様のε-160ED用鏡筒バンドのご案内(2020.08.30)
- TSA-120N用鏡筒バンドTB125TSAの限定販売について(2020.06.21)
- ASI AIRなどを搭載するトッププレートの開発について-1(2020.01.23)