冷却CCDカメラ接続用アクセサリーについて
写真のε-130Dについては先日アクセサリー開発状況をご紹介いたしましたが
このところ,FSQ-106EDやTOA-130などの高性能屈折鏡筒と
冷却CCDカメラの接続に関するご相談をお受けする事が多くなりました。
これらの高性能屈折鏡筒+冷却CCDで撮影される方は
星像に対するご要求が高いため屈折と言えどもオフアキガイドを望まれます。
また一般的に冷却CCDカメラはチップのスケアリングが取れていないので
それを調整する機構も同時に望まれます。
限られたバックフォーカスの中で,それらを満足するアクセサリーの開発は
ハードルは高いのですが工夫すれば何とかなりそうです。
FSQ-106EDやTOA-130などアクセサリーについては製品ができた時点で
改めてご紹介いたします。
ε-130D用の鏡筒バンド等は先に紹介したとおり10月上旬に発売します。
バンドやプレーの初期ロットは十分な数量を準備しますが
専用のフォーカサーは頒布するコントローラーの数量が限られるので
ご検討されている方はご予約いただけると幸いです。
なお,既にNFC-KA(最下段で紹介しているコントローラー)を所有されている方はそのままご使用いただけます。
それから先日ご紹介したε-130Dのイメージ図では
接眼部とフォーカスモーターの位置関係上,構図の縦横切り替えができなかったので
以下のイメージ写真のように2ポジションを選べるようにします。
切り替えは簡単ではありませんが,その日撮影する対象が決まれば
事前に変更可能な構造とする予定です。
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