QHY11オフアキセット受注開始
以前ご案内しました,冷却CCDカメラとご使用の鏡筒のバックフォーカスを
合わせたシステムの受注を開始いたします。
システムの仕様は以前のご案内のとおりですが,バックフォーカス調整代を
持たせるように見直しました。
ε-180ED(130Dも同様)の場合,M54ねじ込み面からのバックフォーカスを
基準値の56mmに対して±2mmほど調整できます。
またオフアキシステムのため,カメラ単体での回転は行わないので
基準位置でCCDチップとM54ねじ込み部のスケアリングを調整して出荷します。
価格は写真のε-180ED(130D)用で以前ご案内した613,500円です。
2014.2.1 613,500円から679,500円に価格を改定しました。
ガイド用のQHY5LⅡLは含んでいません。セットの場合648,000円です。
2014.2.1 613,500円から714,500円に価格を改定しました。
ε用のほか,TOAレデューサー用セット(BF65.5mm)も準備します。
このシステムの場合,フィルターからCCDチップまでの距離が短いので
2インチフィルター枠による周辺光量の低下を抑制できます。
なお,EFレンズでも撮影できるカメラレンズアダプターは
先着10台限り標準で付属します。
詳細は専用のページをご参照ください。
以下はQHY11にMAMIYA645,100mmF4のレンズを付けて試写したものです。
Hαフィルターを付けて600S露出しレベルのみ調整しています。
冷却温度は-30度で撮っていますが
外気温が5度ほどの場合はマイナス40度近くまで冷却できました。
輝点ノイズや目立つ縞模様の発生は少ないようです。
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