VELOCE RH-200テスト撮影
先日のブログでVELOCE RH-200の入荷状況をご紹介しましたが
やっと試写ができました。
STX-16803を接続するリング類の製作が後回しになっていたので
冷却CCDでの撮影は初めてです。
STX-16803はフランジバックが長いのでRH-200のバックフォーカスでは
接続代が少なくなります。フィルターの装着は今後の課題です。
と言うことで昨夜はフィルター無しでの試写となりました。
入荷後,恒星を見ながら光軸の確認を行っただけで特に調整しないままです。
以下は写野中央をピクセル等倍で切り出しただけで処理はなにも行っていません。
左側はスケアリングのズレで星像が肥大していますが恒星像は綺麗な円盤状です。
スケアリングの調整は独立した機構を備えているので
光軸と同じようにごく短時間で行えると思います。
ところで写っている人工衛星の軌跡は拡大すると1ピクセルほど波打っています。
シーイングの影響と思いますが3秒角ほど揺れているようです。
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