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2014年4月 6日 (日)

ATLUX赤道儀などの改造について

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ATLUX赤道儀の改造については昨年9月に新方式での改造をご案内していますが
その後受注が集中し納期面ではご迷惑をおかけしました。
多くのバックオーダーを抱えていましたがやっと先が見えてきたようです。

ATLUX赤道儀の場合,モーター駆動系が内蔵されているので
それが動作しない場合は赤道儀として全く機能しません。
改造と呼んでいますが,駆動系が動作しない故の改造依頼も多かったので
それらは故障修理ですね。


記録を数えたところATLUX赤道儀とNEW ATLUX赤道儀の合計で
AGSシリーズの改造だけで68台行っていました。(3月末時点)
FS2やDynoStarX3での改造も含めると70台を超え
これにオーバーホールや駆動系の修理を含めるとその倍ほどです。

修理対応期間や部品供給の都合で
殆どはメーカー修理の適合範囲外との事ですが
単に駆動系が故障しているだけで廃棄されるのはもったいない限りです。

赤道儀本来の基本性能(剛性や追尾性能)は古いから劣るわけではなく
むしろ30年ほど前の機種の方が優れていることもあります。
それらの古い赤道儀使い続けることはエコの観点というより
「良いものだから」「今後同じような物は作られないから」でしょうね。
 
 
 


赤道儀の改造についてはバックオーダーが多いため当面受注を休止しております。
申し訳ありませんが納期でご迷惑をおかけしないためです。
現在受注している改造は今月でほぼ解消する予定で
これまでにお問合せいただいていた分は,5,6月の予定でご案内いたします。

新規の受注は7月以降となりますがよろしくお願いいたします。

紹介した写真はATLUX赤道儀の赤径側の改造後で
ウォームギヤのブラケットやモーターを交換しています。
ご覧のとおりギリギリのスペースに収まってしていますが,何度も
試作~追尾テストなどを行って25台分商品化しました。
(この改造は作成した部品の都合であと4台のみ受注できます)
 

 

B14_04_061


赤で囲んだ部分の間隙は何れも1mm以下になっています。

 
 


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