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2014年5月19日 (月)

RH200 カメラの接続方法とフォーカサーなど

B14_05_19

自前のRH200はカメラの接続方法やフォーカサーをどうするかが決まらず
ずっと実践投入できないままでしたが,とりあえず運用できるようになりました。
少しずつですが自宅でナローバンド撮影を楽しむ予定です。

STX-16803の接続部は巨大?な3インチのテーパーリングですが
そのままの状態でドローチューブに接続すると,接続代だけでも20mmほどの
光路を必要とする事や他のカメラとの付け替えが煩雑になるので
下の写真のようにFLI製と同じ仕様となるフランジに付け替えました。

これで差し込み部からCCD面までのフランジバックは約40mmに抑えられたので
バックフォーカスが70mmほどのRH200でも何とかフィルターホイールが
使えそうです。
ただ50mm角のフィルターホイールはあまりにも大きいので
自作も含め検討中です。
当面はフランジの裏面に付けた空間部に手差しで撮影するつもりです。

B14_05_191


フォーカサーについてはバックフォーカスを稼ぐ目的で自作を検討していましたが
接続フランジでバックフォーカスが解消できそうなので
当面は純正のままで運用してみようと思っています。

以下は昨夜フォーカサーのテストを兼ねて撮影したL画像(撮ったまま)ですが
充分な精度でピント合わせができたようです。
RH200の微恒星像は,十字状に写っており,9μmの16803では
アンダーサンプリングと思われるほどのシャープさまでピント合わせができました。

ただ私は最終的には25%ほどに縮小して掲載するので
感度を優先し2×2のビニング撮影した方が合理的かとも思っています。

B14_05_192


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