
Carl Zeiss Apo Sonnar T*2/135用の固定バンドについては
6月のブログで限定生産のご案内を行いましたが
ご使用形態にできるだけマッチするよう2タイプを準備しました。
ご予約いただいている方への確認用として記事にしていますが
明日(27日)まででしたら追加のご予約も承ります。
多数のご予約頂きありがとうございました。
外注製作の都合で予約の受付は終了いたしました。2014.7.28日追記
一つは今回紹介する,プレート類を取りつける面が3ヶ所あるBタイプで
もう一つは,1ヶ所のみのAタイプです。
Bタイプは縦横構図変更を2ヶ所に付けたアルカスイスプレートで行います。
また,上面(上の写真で手前を向いた面)にはモーターフォーカサーを付けられます。
冷却CCD撮影やガイドカメラを使った本格的な撮影用です。
Aタイプはプレートが付く面は1ヶ所なので縦横構図変更はバンドを緩めて
行いますが,外観は大変スマートになります。
主にデジタルカメラでの撮影用です。
価格はBタイプが19,500円でAタイプが18,000円です。
前後用バンド2個(同一仕様)のみの価格で
写真のアルカスイスプレート(DP38-110)は付属しません。
DP38-110はバンド当たり2本のボルトで固定できますが
市販のアルカスイスプレートの場合は,中央1本で固定できます。
何れもUNC1/4ボルトに対応します。
またその他のプレートなどに固定するための専用のプレートも準備します。
極めて薄い加工を施したのでバンドの重さは2個で100gと大変軽量です。
この写真はカメラ底部側のプレート取付面で横構図の場合はここを固定します。
IOS5DM2のボディを装着した状態では,この位置で前後のバランスがとれています。

レンズ前方側から見た状態ですが,Aタイプの場合は写真上部の平面
(バンド締め付けネジがある部分)のみになります。

空いた方のプレートに小型のガイドカメラを装着した状態です。

対象のレンズはIFではないのでピント合わせでレンズ全長が変化します。
従いまして前方のバンドは前後方向の移動を妨げない程度しめてください。
また,前後のバンド間隔によりピントの調整幅は極僅かになります。
この限定品は,無限遠でピントを固定する天体写真撮影専用のバンドです。
Aタイプは縦横構図変更のためにバンドを緩めますが
レンズ側締め付け部にローレット加工があるため滑らかではありません。
頻繁に構図変更される方はBタイプをご推奨いたします。
バンドを付けるとレンズの目盛り指標が見えなくなります。