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2014年12月 6日 (土)

AP赤道儀の自動導入化

B14_12_061

AP赤道儀は5日に発売されましたが当地へは一日遅れで先ほど届きました。
早速,写真のように組み立てましたが,両軸とも赤緯用のモーターモジュールを
使っています。(片側はトルク確認のためにモーターカバーを外しています)


B14_12_062


AP赤道儀の赤緯体には,写真のように両軸のモーターモジュールと
接続される接点が設置されているので(接点はナイロンコネクターの裏側です)
赤緯体側で簡単な配線を行えばモーターモジュールは無改造で駆動できます。

今回はケーブルを直結していますが,ここに電源コネクターやガイドポートの
ついたパネルとBluetoothモジュールを内蔵予定です。

赤緯体に専用のパネルを取りつけるだけで自動導入対応となるので
簡単でコストも抑えられます。
何と言っても取り外す部品が無いのでムダになりません。
配線はコネクター接続なので,自動導入化キットで提供できそうです。


懸念されたモーターのトルクはMTS-3を20V程度で駆動すれば
100倍速ほどなら何らは問題なさそうです。
19Vを備えたモバイルバッテリーを使えば支障にはならないでしょう。


STAR BOOK ONE仕様の赤径モーターモジュールを使用しないので
標準仕様+5~6万円ほどでMTS-3を使った自動導入ができそうです。

従来,MTS-3は入荷が不安定でしたが来春以降は
リニューアルされた「新MTS」になり,安定した供給ができる予定です。
現在メーカーと仕様の打ち合わせを行っていますが
新MTSには単独でも自動導入できるディスプレイも標準装備されます。


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