PTP-C2の新たなオプション
軽量カーボン三脚PTP-C2は,EM-10/11やP-2赤道儀などのアダプターを
準備していますが,ポータブル赤道儀用高度調整機能付き台座も設計中です。
PTP-C2の台座部はスリ割りクランプで固定しますが
クランプを少し緩めると滑らかに回転(方位角の調整)ができるので
高度の微調整機構さえあれば十分な据え付けが可能です。
PTP-C2の軽さ(約1,600g)を活かす意味でも極めて軽量(300g以下)な
高度調整付台座を実現したいです。
因みにXY50Dは700gなのでその差は400gです。
僅か400gですが,可能な限り機材を軽くしたい海外遠征では大きいと思います。
重心が低くなるので日食撮影では振動を軽減できるメリットもあります。
操作性は方位も微調整できるXY50Dが優れていますが
軽さを最優先する場合のオプションとしてラインナップ予定です。
なお,紹介する写真はゴニオステージで高度調整と2軸ガイド時の
赤緯修正を兼ねているもので記事の高度調整用台座とは関係ありません。
開発するのは台座の下側からプレートを押し上げる方式です。
このゴニオ方式の主な目的は2軸ガイドの実証ですが
方位の微調整は無くとも十分なセッティングが可能なことを紹介する意味で
掲載しました。
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