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2015年2月

2015年2月28日 (土)

リモートコントローラーの改造

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先日からご紹介しているデジタルカメラでのDithering撮影では
外部からシャッターをコントロールする必要がありますが
そのために各社カメラ用のコントローラーを入手してテストしています。
海外製のコントローラーが安価に入手できるので便利です。


ところで写真手前はCANON純正のタイマーコントローラーですが
大変便利で重宝しています。天体撮影には必須アイテムです。

ただ,撮影プログラムを実行する際に操作する
START/STOPボタンの位置が悪く,操作性は良くありません。
暗闇のなかで手探りで操作する天体撮影では他のボタンと間違ってしまいますよね。

そこでこのSTART/STOPボタンの機能を
中央の大きなシャッターボタンに移す改造を行いました。

改造と言ってもSTART/STOPボタンの接点から配線を引き出して
シャッターボタンに配線するだけです。

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ただ,中央のシャッターボタンはCOM.が電源のマイナスも兼ねているので
(リチウム電池ホルダーのマイナス電極と一体構造です)少し細工が必要です。

写真のようにCOMと半押し接点間に紙を挟んで絶縁した上で
START/STOPボタンから引き出した配線を半押しと全押し間に接続すればOKです。
こうすると大きなシャッターボタンを一度押せばプログラムを開始し
もう一度押せば停止します。

構図取りなどで暫くシャッターを開くときもそのまま使用できるので大変便利です。
バルブでの撮影専用になりますが,他の目的で使ったことがないので不便はない
でしょう。


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以前から改造しようと思いながらも,そのままでオーストラリアへ出かけ不便でした。
今回の他のコントローラーを改造することになったので思い立った次第です。
不便だったので吊り紐もつけました。


改造は簡単ですが,自己責任で行ってください。
なお,申し訳ありませんが業務多忙につき改造のご依頼はお請けしておりません。

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2015年2月27日 (金)

南天の銀河と流れ星  EOS 60Da未処理画像-4

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EOS60Daで撮影した南天の銀河と流星で
南天の銀座通り?を撮影中に飛び込んだ流星なので記念になりそうです。
60Daは撮ったままでバックグラウンドがニュートラルなのでそのまま掲載できます。

今まで何度かオーストラリアで撮影していますが
今回ほど流星が写った記憶はありません。
暗い流星も含めると5~6個ほど写っているようです。

今回は暖かい季節だったので
機材のテストや撮影の合間は寝転んで星を見ていましたが
マイナス3等級ほどの流星も流れました。残念ながら写真には
収められませんでしたが散在流星が活発に流れいていたようです。

流星の流れに沿って右上に写った恒星状に見える天体は
ケンタウルス座のオメガ星団です。
恒星には明るい順にα星,β星・・・・とバイエル符号がつきますが
こうしてみると恒星と同じくΩの符号が与えられたのも納得できます。
写真では0等星のケンタウルス座α星より明るく写っていますが
肉眼で見た感じは3等星ほどでしょう。


EOS60Da+SIGMA18-35での撮影ですがトリミングしています。

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2015年2月25日 (水)

PTP-C2用各種アダプターの発売

PTP-C2(現行品)及びPTP-C(初期型)専用の各種アダプターを発売いたします。
PTP-Cシリーズは赤道儀搭載用として開発したカーボン三脚なので
これで本来の目的を果たすことができます。

発売するのは以下の4タイプです。

・EM-10/11用:PTPA-EM10           7,344円
・GP/SP(60φ)用:PTPA-GP          6,048円
・P-2用:PTPA-P2                 3,456円(固定ネジ加工費用含む)
・UNC3/8,100mm延長筒:PTPA-100EX   9,504円

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PTPA-EM10を使ってEM-11をPTP-C2に搭載した状態です。
EM-10や11で撮影する場合,本体と鏡筒やバランスウエイトを含めると
15~20kgほどの重さになるかと思います。

PTP-C2の設計荷重は40kgほどなので
耐荷重的には十分な余裕があり撓みや振動も問題ありませんが
搭載する機器の大きさに対する,三脚の接地円の直径などを考慮すると
このクラスの赤道儀がPTP-C2への最大搭載機器になります。

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これはPTPA-GPをAP赤道儀に装着した状態です。
PTPA-GPは60φの旧ビクセン規格なので
45φ仕様のAP赤道儀では変換アダプターが必要です。
ビクセン純正品は生産終了となっているのでご入用な場合は2,000円で製作します。
なお,台座部の大きさからSXシリーズは搭載できません。

        

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仕様変更により,P-2付属の特殊ネジで下面からの固定となりました。
アタッチメントは三脚側に固定し,下面からネジで固定してください。

P-2用は純正の赤道儀固定特殊ネジのツバ部を僅かに加工して取りつけます。
オレンジの矢印で示した箇所を0.2mmほど旋盤加工しますが
アダプターの価格にこの加工費用も含んでおります。
ご注文時には特殊ネジをお送りください。
アダプターを強固に固定しておけば三脚との取り合い面が回ることはありません。

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これは番外ですが,PENTAX75用赤道儀にPTPA-GPを付けた状態です。
赤道儀側に簡単な加工が必要ですが,大変使いやすくなります。


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最後は赤道儀搭載用アダプターではありませんが
UNC3/8ネジ仕様100mm延長筒のPTPA-100EXです。
外観にもこだわり筒部の太さをXY50シリーズの底部と合わせています。

三脚は大きめのスーツケースに入るギリギリの長さにしているので
低すぎると感じることもあります。
それを補う100mm延長筒ですが,実際に使うと100mmでも効果は絶大です。

三脚を2段伸縮式にすると,強度と軽さが犠牲になりますが
延長筒の場合,240g重たくなるだけで,強度には影響しません。


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仕様変更により,ボルト固定タイプのみとなりました。

この延長筒はUNC3/8ネジの取付方法で2タイプ準備しています。
標準はオスネジを立て込んだもので,XY50などを回転させて固定します。
もう一つは,延長筒の内側からボルトで固定するタイプです。(写真手前のもの)

長いマイナスドライバーが必要ですが,XY50などを回転して付ける場合より
強固に固定できます。何れかご指定いただけます。
スタッドボルトタイプかフリーボルトタイプと指定ください。

この延長筒も含め全てアルミ丸棒からの削り出して作った一体型なので
大変丈夫です。


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最後にPTP-C2三脚+PTPA-100EXにフルカスタマイズしたH-40を搭載した例です。
(H-40のフルカスタマイズは終了しております)

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沈むすばるとカペラ  EOS 60Da未処理画像-3

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引き続きEOS60Daの未処理画像シリーズですが
木立のあいだから見える沈むすばるとカペラです。

オリオン座が入りきっていないのでイマイチの構図ですが
見ていただきたいのは地平線に沈むすばるです。

ワディの西側は少し高くなっているので厳密には地平線ではありませんが
この高度でもすばるが綺麗に見えるのはさすがの空ですね。
木立がオレンジ色なのは街灯の影響で(撮影時は消していませんでした)
低空は緑にかぶっていますが,これも実際がそうなのでよしとしましょう。


以下はヒアデス~すばるを拡大したものです。
追尾撮影なので,露出開始時に木立の間や地平線上に見えていた星は
木立の影や地平線の下になっても写っています。

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JPGの1枚画像をリサイズだけで苦手な画像処理は行っていませんが
これならブログのアップが苦になりません。

撮影データー
・EOS60Da,ISO1600,180S×1枚
・SIGMA18-35F1.8→18mm,F4で撮影
・スカイグラフ(2軸改造)で追尾撮影
・元画像を1/4にリサイズ(5,184×3,456→1,296×864Pixel)

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2015年2月24日 (火)

南の極付近 EOS 60Da未処理画像-2

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紹介する写真は南の極付近で,昨日に引き続きEOS60Daの未処理画像です。
立ち昇る銀河と大小マゼラン雲のバランスを意識したので
地上の風景(木立)は右下に少し入っただけです。
南の極付近を見上げたイメージなのでこれはこれで良い構図かと思っています。


ところで同行された皆さんは,初日に極軸設定をマスターされましたが
この写真ではちぶんぎ座の台形お解りですか?
おさらいと言うことで答えを下に書き込んでおきますね。
台形の長辺はNGC104(小マゼランの下にある球状星団)を向いています。

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昨日の写真と同じものですが,ドイツ式赤道儀でこの構図をとる場合は
下のようになります。
極軸や赤緯軸の回転に加え,レボルビングしながらの構図とりですが
極を中心にするのは意外と難しいものです。

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撮影データー
・EOS60Da,ISO1600,180S×1枚
・SIGMA18-35F1.8→18mm,F4で撮影
・スカイグラフ(2軸改造)で追尾撮影
・元画像を1/4にリサイズ(5,184×3,456→1,296×864Pixel)

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2015年2月23日 (月)

昇るさそり座 EOS 60Da未処理画像

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機材テストの合間に撮影した昇るさそり座です。
日本からとは向きが違ってみえるので鏡像?のようですね。

EOS60Daの特性を見ていただくために敢えて未処理の写真を紹介しますが
このカメラはノイズも少なく自然な色に写るので気に入っています。
これなら画像処理も簡単なようです。

手前の木立は白色LEDで照らしてみましたがちょっと不自然です。
肉眼では見えていない風景を照らしてまで浮かばせるのは間違いで
取って付けたような感じになってしまいます。
やはり星景写真の風景は上弦頃の月で照らされているのが自然でいいようです。


撮影データー
・EOS60Da,ISO1600,120S×1枚
・SIGMA18-35F1.8→18mm,F3.2で撮影 ソフトフィルター使用
・スカイグラフ(2軸改造)で追尾撮影
・元画像を1/4にリサイズ(3,456×5,184→864×1,296Pixel)


明るいうちに撮った撮影風景です。

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2015年2月22日 (日)

海外出張から帰国しました

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期間中はご迷惑をおかけしましたが,出張先のオーストラリアから帰国しました。
前半メルボルンでリモート操作環境の調査を
後半は西オーストラリアのワディファームで
機材の操作性や実写での評価を行なっています。

一番の目的は先日紹介した,デジタルカメラでのDithering撮影効果確認です。
たまたまですが,南半球のオーストラリアは真夏なので
夜間でもC-MOSの温度が35℃以上ありノイズの評価テストには最適でした。
気温は25℃ほどなので暖かい環境の中,4晩ほどかけてじっくりとテストしました。


本日紹介するのはEos60DaとZeissの135mmF2で撮影した大マゼラン星雲です。
処理の手間の都合でjpeg画像10枚を,Ditheringあり,なしで比較しています。
加算平均でコンポジットしただけでその他の処理は行っていません。

左が1枚画像,中央がDitheringなし,右がDitheringありです。
(クリックで拡大します)


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この写真は効果が解りにくくてあまり意味はありませんが
Zeissの135mmF2の試写を兼ねて撮影したので参考用として100%を載せました。
大小マゼラン雲は,ただでさえザラついたイメージに写る対象なので
比較用としては不適だったようです。後日ηカリーナや星景写真を紹介します。


B15_02_223

これは上の写野左端(明瞭なカラーノイズがある場所)を300%表示したものですが
中央のDitheringなしの場合,赤い輝点や白い線状のノイズがわかります。

ノイズが線状になっているのは,ガイド撮影中に架台が動いたためで
主な要因は三脚の地面へのめり込みでしょう。
砂地なので極望でも経時的なズレが解るほどめり込んでいました。
架台の動きがなければノイズはそのまま輝点として残りますが
線状に写ることで星とノイズが見分けられます。

これに対して,右のDitheringして撮影した写真ではノイズが目立ちません。
コンポジット枚数を増やせば明瞭な輝点も消えるでしょう。


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これは,ステライメージでのコンポジット時の星のズレ量です。
上のDitheringなしは架台のズレで1ピクセルずつほど直線的に動いていますが
下Ditheringありは,ランダムに10~15ピクセルずらしています。
(そのためにDitheringした写真では端が重なっていません)


本来ならDitheringあり,なしの比較に加え
Ditheringとダーク補正の効果も比較すべきですが今回はそこまで行っていません。

ダーク画像も撮ってきたので後日それとの比較も検証し紹介する予定です。


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2015年2月14日 (土)

メルボルンからパースへ

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メルボルンでの要件がすんだので午後からパースへ移動しました。
下の写真はパース近くの上空から撮影したものですが塩田でしょうか?
あちこちに見られますがかなり盛り上がっているように見えます。

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明日は私が所属する佐賀と長崎の天文協会の方などと合流し
いつものワディファームに移動します。
今回はメルボルンの要件もあったので、機材の持ち込みは最小限にとどめ
現地保管の赤道儀などを使う予定です。

ワディファームではネットが使えないので
メールの回答は22日の帰国後となりますがよろしくお願いいたします。


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2015年2月13日 (金)

サザンクロスステーション

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昨日からメルボルンに来ていますが、写真はメルボルンにあるサザンクロス駅です。
サザンクロス駅と言っても、メルボルン駅に併設されたホームのようなものですが
こここは始発(終着)駅のようです。名前がよかったので記念撮影しました。


メルボルンの仕事は明日までで、明日の夕方パースへ移動します。

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2015年2月11日 (水)

海外出張に出ています

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本日から22日まで海外出張ですが、シンガポール空港での乗り継ぎ
時間が長いのでひとり、空港でゆっくりした時間を過ごしています。

これから遠隔操作関係でメルボルンへ行き、その後パース入りします。

シンガポールなので、当然?シンガポールスリングを飲みながら
記事を書いていますがこのブログではお酒の記事は初めてですよね。

期間中ご迷惑をおかけしますが、私のオリジナル商品のほとんどは
協栄産業様でお求めいただけますのでよろしくお願いいたします。


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2015年2月 8日 (日)

H-40専用のXY50-35H販売終了について

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タカハシH-40赤道儀専用のXY50-35Hは在庫がなくなりましたので
販売を終了いたします。

XY50-35Hについては当初予想数量を遙かに超える60台を製作しました。
ここで紹介した後も多くのご注文をいただいたので第3ロットまで作りましたが
これはXY50やXY50D全体の10%ほどにもなりました。

XY50やXY50Dは大量発注で原価を下げていますが
H-40用もそれと同時に製作しています。
今後のXY50やXY50Dの製作計画上,H-40用は販売を終了となりました。

また,専用のAMD-1も在庫が少なくなったので単体販売は終了します。

何れも補修やフルカスタマズ専用として数台は確保しているので
フルカスタマイズのみ若干数製作いたします。


フルカスタマイズの内容は以下のとおりです。(手前左の写真)
・AMD-1の取付(極軸望遠鏡視野照明,1軸オートガイド端子,ケーブル付)
・専用のXY50-35H取付
・赤緯軸の加工(プレート取付),オーバーホール

以上3点セットの価格は68,000円(税込み)です。2~3台製作可能です。
赤緯軸回りの改造方法を変えたため,以前より若干値上げとなりました。

H-40のフルカスタマイズ改造は全て終了いたしました。2015.2.23日追記


H-40赤道儀の追尾精度については度々紹介していますが
この赤道儀は極軸望遠鏡も優れています。
接眼部が後方に突き出ているのでメガネをかけたままでも覗きやすいのですが
接眼レンズの回転ロックネジを緩めると視度調整もできます。
南天でのセッティングは暗い星を使うので視度調整ができると助かります。

以下は私のH-40ですが視度調整リング付です。

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2015年2月 5日 (木)

2軸ガイドのもう一つの目的・・・ノイズ軽減

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赤道儀の2軸ガイドについては度々紹介していますが
その目的はガイド鏡で監視している恒星像の座標を
常に一点に保つよう赤道儀のXとY軸を駆動(制御)するものです。
いわゆるフィードバックを行う定値制御で
その結果,星がまん丸く写った写真を得られます。
XとYの2軸を駆動するのでその交点が存在しますが
1軸ガイドには交点がないので残念ながら点像にはなりません。

通常のガイド撮影では,定置制御の目標値は変わりませんが
この目標値を露出毎に少しずつ変えて撮影する手法を「Dithering」といい
冷却CCDでの撮影方法としてよく知られています。

固体撮像素子の欠陥は特定の位置で発生するので,複数枚撮影した
写真を恒星基準で位置合わせすることでノイズを軽減する手法です。

このDitheringはデジカメのカラーノイズ対策としてもその有効性が
注目されているようで,この動画はTony Hallas氏がDitheringについて
説明されています。(7分~10分ころにかけて)


前置きが長くなりましたが,2軸ガイドは星を丸く写すだけでなく
Ditheringを行うことでノイズの大幅な軽減も可能にします。
広角レンズで撮影する星景写真においてはガイドが目的でなく
ノイズの軽減として大きな魅力に感じますが,そうなると
ポータブル赤道儀と言えども2軸ガイドの要望が大きくなりそうですね。

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RR-110,カメラブラケットの併用

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レボルビング装置(RR-110)はオプションのZプレートを併用すれば
アルカスイス規格のクランプ/プレートで運用できますが
カメラ側に取りつけるプレートの固定強度に不安が残ります。

そこでカメラには確実な固定でできるL型ブラケットを付けたままで
RR-110で回転できるアクセサリーを開発中です。

RR-110側には専用のアダプター(LBプレート:3,780円)経由で
アルカスイス規格のクランプ付プレート(DMP-100)を装着します。

クランプ側はSUNWAYFOTO社製のDMP-100に限定され
カメラに付けるブラケットはkirkphoto社製のみで確認しています。
また,回転と前後バランスの兼ね合いでRR-110につける
アルカスイス規格プレートはBENRO社のPL85を推奨します。

以下は,EOS5DM2及び60Daでの装着状況です。
使用するレンズにもよりますが,写真のようなズームレンズの場合
RR-110のリングがちょうどピントリングとズームリングの間になるため
ピント合わせの支障になりません。
写真の状態で前後のバランスも取れています。


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kirkphoto社のブラケットは高価ですが
SUNWAYFOTO社製のDMP-100は6,000円ほどで購入できます。

EOS60Daの場合,上記組み合わせで光軸とRR-110の回転軸がほぼ合致します。

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2015年2月 3日 (火)

据付け調整のため出張しました

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この週末は以前お納めしていたVELOCE RH300や中央光学のHG20赤道儀の
据え付け調整のため出張しました。据え付け自体は昨年済んでいたのですが
他のスケジュールや天候の都合などで遅れていました。
直前の天気予報で急遽決行しましたが写真のように好天に恵まれました。

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今回の主な作業内容は,極軸設定(恒星を追尾しながら)と
低温下での赤道儀ウォームの噛み合い調整です。
今回の気温はマイナス10度ほどでしたが
時にはマイナス20度近くまで冷えるとのことなので見合った調整が必要になります。


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あまりによいお天気でしたので帰りの飛行機から記念撮影。


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