« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月

2015年3月25日 (水)

PENTAX75用AMD-1や改造受付の終了について

B15_03_251

先日ご紹介しましたPENTAX75用のAMD-1やその組み込み改造
多くのご注文をいただきありがとうございました。
特注した水晶発振子の数量に達しましたので受注を終了しました。

AMD-1は古い設計なので,赤道儀毎に水晶発振子を特注していますが
全てロジックICで構成しているため回路自体は3Vほどで動作します。
ステップアップの必要がなく,大型のステッピングモーターと組み合わせることで
内蔵の電池(単三電池3本)で20時間ほど駆動できます。
消費電流は4.5Vで50~60mAで,一般的なポータブル赤道儀の1/5ほどです。

B15_03_252

その電池で点灯する,極軸望遠鏡の視野照明も組み込みました。
この赤道儀の赤緯体はどこからも指が入らない構造なので
LEDの取付と配線には苦労しましたがやはり内蔵は良いですね。

改造では,これにギヤカバーと極軸高度の微調整ネジがつきます。
全て改造すると5万円ほどの費用となりますが
所有する3台の赤道儀は2~3万円で入手した中古品です。
本体の倍ほどの改造費用ですがスイッチを入れるだけで
追尾するポータブル赤道儀になるのでその価値はあると思います。
3台ともPモーションは+10秒角をクリアーしているのでなおさらでしょう。


|

2015年3月22日 (日)

PENTAX75用AMD-1の再販について

B15_03_225

PENTAX75用AMD-1単体及び改造は完売(終了)いたしました。
ご予約いただきありがとうございました。(2015.3.25日追記)

先日から個人用のPENTAX75赤道儀改造の記事を紹介しましたが
同赤道儀用のモータードライブ再販に関するお問合せをいただきました。
それほど精度が高いなら眠っているものを電動化されたいとの事です。

複数のご依頼でしたので,10台分ほど材料を準備しました。
主なものはPENTAX75の147枚ホイールに適合する特注の水晶です。


今回は,無改造タイプと,赤道儀の改造を要すもの2タイプをご提案します。
今回の記事はご依頼をいただいた方への確認が目的ですが
半数ほどの余裕がありますのでご注文いただけます。
ただ,改造を要す方はご対応までに相当なお時間をいただくことになります。


B15_03_226


赤道儀の改造を要しないものは上のようにモーター部が側面に張り出します。
この赤道儀本来のモーター固定方法ですが移動時の養生が必要なので
あまり好きではない方法です。何と言っても格好が良くありません。

在庫していた金具を使う関係上,モーターハウジングが傾いて付きますが
駆動には支障ありません。手動操作はできずモーターで恒星時駆動するのみです。

価格は,スリ割り式のカップリング付で22,000円で納期は約1.5ヶ月です。
電池を内蔵するとバランスが悪くなるので電源はUSBの5Vで駆動してください。 
 
 
 

B15_03_227

こちらはモーター部をウォーム軸と平行して取りつけるのでスマートな外観です。
写真にはありませんが,モーター下部に駆動用の電池を
さらには極望の視野照明も赤緯体に内蔵します。

ただ,以前紹介したほどではありませんが,赤緯体の改造(機械加工)が必要です。
目盛り環を取り外しモーター取付スペースを確保するためフライス加工しています。

こちらは分解しての改造するのでオーバーホールも含みます。
また,先日紹介した極軸の高度微動装置も含み52,000円です。
ギヤは高精度タイプでアルミ削り出しのギヤカバー付です。


B15_03_228


モーター部をウエイトシャフトの付け根に配置したので極軸を一周回しても
クランプレバーなどと干渉しません。


さらに極軸望遠鏡を見やすくするためのアングルファインダーを作っています。
これは上記の改造とセットになりますが別途ご案内いたします。


|

南天でのイメージ

B15_03_22

南天で極軸望遠鏡の視野をカメラで撮影する場合のイメージを作ったので
私自身の備忘録としてアップしておきます。

はちぶんぎ座のσ星(V字の付け根の星)の極からの離角は
約1度(60分)なので紹介するパターンがわかりやすいようです。

以下は実際に撮影した写真にパターンを書き込みました。
(少しずれもあるので,後で写野を広くした写真に入れ替える予定です)

Seizu_2

|

2015年3月21日 (土)

極軸望遠鏡へのカメラ取付

B15_03_21_2

新月期で良く晴れていますが今日は極軸望遠鏡にQHY5LⅡMをつけてみました。
実は先月のオーストラリア出張で試してみたかったのですが
コリメート撮影に使う短焦点のレンズが間に合いませんでした。
光軸調整されたレチクルも写し出す必要があるのでコリメート法で行いました。


北半球には北極星があるのでわざわざカメラを付ける必要はありませんが
南半球のはちぶんぎ座の台形や,南の極を特定する星は暗いので
カメラを通してパソコンの画面で見れば正確にセッティングできると思ったからです。

極望の視野は倒立なので,星図との比較も戸惑いますが
カメラの付け方で正立像になるので比較も容易です。

お遊び感覚でテストしましたが,さすがに2等星の北極星は明るく写ります。
南の極を示す星は5~6等ほどですが露出時間を長くすれば実用になりそうですね。

なお,視野照明はつけていませんがレチクルのパターンは綺麗に確認できます。

以下は暫く時間をおいたので北極星が回っています。
そこそこ暗い星でも確認できるので次回の南半球では実際に試せそうです。


B15_03_211


|

2015年3月20日 (金)

FSQ-106ED関連商品の出荷状況ほか

B15_03_19

タカハシ製品の値上げ前駆け込み需要の影響と思いますが先月から
同社関連製品の注文が多く寄せられています。
中でも,FSQ-106EDは大変な人気のようで鏡筒バンド(TB-125)については
この2日間で20台分ほど出荷しました。
写真は10台分ほどですが,DS80Lは円形ハンドが主流になっています。


今のところTB-125はB級品も含め少し余剰がありますが
TB-125とセットでお求めになられるDS80LとDP80-230Lは欠品中です。
これらは4月中旬に再入荷しますが,多数の予約をいただいている状況です。
バンドも含め完売後はGW明けの入荷になるので
それまでに確保されたい方はご予約いただけると幸いです。

また,ε-130D用のTB-166の在庫も極僅かになっています。
こちらはFSQ-106ED関連ほどの動きはないので,TB-125との優先度から
次期ロットの製作まで暫くお時間をいただく事になりそうです。


なお,TOA-130やFSQ-130ED用のTB-156は在庫が少なくなっていますが
これは近日中に30台分ほど入荷するので当面在庫を切らす事はありません。
FS-60CB用のTB-80やFSQ-85ED用のTB-95も在庫があります。


|

2015年3月18日 (水)

タイマーコントローラー改造方法のご案内

B15_03_18


先日からご案内していました,CANON用タイマーコントローラー(TC-80N3)の
改造方法は本日から特設のページにアップしました。
TC-80N3の模造品の改造や複数台の同時制御についても紹介しているので
ご参考になれば幸いです。


ご希望の方へは直接メールでURLをご案内しておりますが
まだ回答が届いていない方は申し訳ありませんが再送お願いいたします。
大変な反響だったので,メールの確認に不手際があるかとも思います。

改造に伴うリスクを事前ご承諾いただくために
メールでご連絡いただいた方へURLをご案内しております。


大変多くのメールをいただきましたが
暗闇でのこのスイッチの操作にはお困りだったようです。
簡単な改造ですがお役に立てれば幸いです。
これからでも(31日まで)ご案内しますのでご希望の方はメールでお願いします。

|

2015年3月16日 (月)

PENTAX75ポータブル赤道儀 完成!

B15_03_161_2

以前紹介していましたPENTAX75赤道儀のポータブル化が完成しました。
個人的には機能・美観ともに良くまとまった改造と思っています。
駆動電池も内蔵しており正に理想のポータブル赤道儀ではないでしょうか?
この赤道儀は極軸が北側に突き出たスタイルですが
そのメリットを活かすようモーターを配置したので各部の干渉がおきません。
 
 

B15_03_162

極軸望遠鏡の視野照明と高度の微調整用ネジもつけました。
この赤道儀はスプリングの力を使い,高度のバランスはほぼ釣り合う構造なので
調整ネジは軽く回せます。
 


B15_03_163

これは交換した極軸望遠鏡側からの写真ですがこれなら支障なく覗けます。
モーターを特殊な位置に配置したため,赤道儀の懐が広くなっており
これならカメラと干渉しない事が良くわかりますね。
このカメラとレンズの場合,真北を向けても24時間どこにもぶつかりません。


P75_pot_03103last


今回の改造で嬉しかったのは予想以上に追尾精度が高かった事です。
以前別の個体を紹介しましたが,この個体もPモーションは+5秒角を
下回っているので200mm5分程度なら完璧に追ってくれそうです。
(Y軸の1目盛りは概ね10秒角,時折グラフが乱れているのは雲の通過)


これで個人用の小型赤道儀は,タカハシのH-40や五藤光学のスカイグラフに加え
PENTAX75も仲間入りしました。

お客様からの改造依頼のために一通りの機材を揃えておく必要がありますが
やがてその必要性もなくなり,手元には2台も残せば充分でしょう。
今回のケースも含め,開発や改造のために入手した機材はそう遠くないうちに
整理することになりそうです。

|

2015年3月12日 (木)

小型赤道儀の2軸ガイドの方向性について

B15_03_121


このところデザガイドのメリットを紹介しているためか
小型赤道儀の2軸駆動化のお問合を以前に増していただくようになりました。

これまで,小型赤道儀での2軸ガイドについては
赤緯側の修正を三脚や極軸の高度調整で擬似的に行う方法を提案し
極近くでも何ら問題なくガイドできることを実証していますが
残念ながらデザガイド撮影においては不都合が確認されています。

小型赤道儀でも2軸ガイド撮影を望まれる方にとっては
デザガイド撮影は大変なインパクトと思いますが,それを実現できない
疑似的な赤緯修正による手法は取り止めることにしました。

デザガイド撮影を行うには,コストはかかりますが
上の写真のように本来あるべき赤緯軸をつける方法となります。

下の写真はオーストラリアでもテストした疑似的な赤緯修正装置をつけた
スカイグラフです。


B15_03_122

オーストリアではこの疑似赤緯修正方法でのデザガイドも試しましたが
下の写真は,通常の赤道儀(2軸モーター駆動化した90S赤道儀)で
デザガイド撮影中のモニター画面を撮ったものです。

上が赤緯,下が赤径のガイド状況(ガイドグラフ)です。

1枚目の露出終了後にデザで赤緯側を連続的に駆動している状況ですが
この例では約30秒間連続して駆動しています。
通常のガイド撮影では角度の「秒」オーダーの駆動ですが
それに対してデザリングでの構図ずらしは,撮影レンズの焦点距離によっては
角度の「度」オーダーに及ぶので,疑似的な赤緯修正の場合は
極軸を大きくずらす事や赤径にも影響を与えるなどの不都合がありました。

写真でお解りのとおり,赤緯側の構図をずらしているときでも赤径側は
ガイドを継続しています。


B15_03_123


今後,デザガイドはデジカメのカラーノイズや偽色をなくす方法として
一般化すると思います。そのためには優秀な赤緯駆動が必要ですが
小型赤道儀で実現するにはそれなりのコストがかかりそうです。


|

2015年3月10日 (火)

2台のカメラのコントロール

B15_03_10

デザガイド用のシャッターケーブルは各種カメラ用を準備していますが
本日紹介するのは2台同時撮影用シャッターケーブルです。

Dithering撮影ではシャッターを閉じた後に構図を変えるので
2台のカメラで撮影する場合は,同時にシャッターを開閉する必要があります。

単純に2台分を並列接続するのでは,回り込みによる不具合が懸念されるので
互いのアクティブLOW回路にダイオード通して回り込みを防ぎました。


あまり需要は多くないかと思いますが,TWINカメラ用シャッターケーブルとして
準備する予定です。


なお先日からご紹介しているEOS用リモートコントローラーの改造ですが
幾つかのLED付スイッチを取り寄せ評価しています。
ご質問いただいた方には,別途ご案内しますので今暫くお時間ください。

|

2015年3月 7日 (土)

登るさそり座,リモートコントローラー改造その後

B15_03_071

オーストラリアで撮りためたEOS60Daの写真を紹介していますが
本日紹介するのは横構図の登るさそり座です。

撮影データー
・EOS60Da,ISO1600,120S×1枚
・SIGMA18-35F1.8→18mm,F3.2で撮影 ソフトフィルター使用
・スカイグラフ(2軸改造)で追尾撮影
・元画像を1/4にリサイズ(3,456×5,184→864×1,296Pixel)


縦構図は以前紹介しましたが,横構図は「天体写真の世界」で紹介されている
「夏の夜空と天の川」と雰囲気が似ていたので
南北半球での見え方の比較として掲載させていただきました。
今回はできるだけお手本の写真に近づけるよう処理(レベル補正)を行っています。


B15_03_070

上が「天体写真の世界」から掲載させていただいた北半球のさそり座
下が南半球で見るさそり座です。
こうして地上の風景が写った写真を見比べるとその差が良くわかりますよね。

「天体写真の世界」のリンクや写真の処理はご本人のご承諾を得ています。


ところでEOS用リモートコントローラーの改造は多くのお問合せをいただきました。
お問合せいただいた方には後日,特設?のページをご案内いたしますので
ご参照ください。3/16日~3/31日まで公開いたします。

先の紹介後に,照光式のスイッチを入手して試してみましたが
ランプが点灯したスイッチを押せば露出がSTARするので大変便利です。
この情報もアップするので参考になれば幸いです。


B15_03_073

B15_03_074_2


|

2015年3月 5日 (木)

南天で一番華やかな領域  EOS 60Da未処理画像-6

B15_03_05


何度オーストラリアを訪れても,必ず撮るのがηカリーナ付近です。
紹介するはいつもの60Daで撮影したものですが
何も処理していない3分露出のJPG1枚でも見応えのある領域ですね。
散光星雲,散開星団,暗黒帯などが入り乱れています。

Zeissの135mmF2(F4に絞る)で撮影していますが
ηカリーナやバット星雲,南のプレアデスまで入れたので
APS-Cの60Daではちょっと窮屈です。
フルサイズでも同じ領域を撮りましたのでこちらは後日紹介します。


今まで紹介した写真でおわかりかと思いますがワディの空はそれほど暗くなく
街灯も消さないまま(消せますが)撮っています。
それでも1枚でこれだけ写るのは
人工光源の有無より,空気中の水分や微粒子の影響が大きいのでしょう。


ところで2年前にワディで撮影したままになっていた写真を
今回一緒に行った知人が処理してくれました。
遠征でしか使わないパソコンなので眠っていた写真ですが
日の目を見ることができたようです。

その内の大マゼラン星雲の写真ですがPROMINAR556で撮っています。
ダークやフラットがないのに綺麗に処理していただきありがとうございました。

|

2015年3月 4日 (水)

南天銀河のアーチ  EOS 60Da未処理画像-5

B15_03_04

60Da未処理画像シーリズはまだまだ続きますが今日は南天銀河のアーチです。
写真ではアーチに見えないかと思いますが
この季節,明け方前の南の空では,東~南~西にアーチを描く銀河が見えます。
その殆どは日本からは見られない銀河です。
視点を下げ,地平線が真っ直ぐに写るようにすれば,アーチ状になるでしょう。

写真右で一際明るいのがシリウスで,その左下の明るい星がカノープスです。
左の木立の間からサソリ座が昇ってきており
その上にはスピカとカラス座が写っています。日本で見るイメージとは違いますね。

この写真は8-15mm魚眼レンズの8mm側で撮影しました。(ソフトフィルター使用)
60DaはAPS-Cサイズなので,8mmでも対角魚眼となりますが
8mmの焦点距離で僅か3分の露出でも風景は流れます。

自転している地球から星を追って撮った写真なので地上の風景が流れるのは
当然ですが,個人的には自転の航跡を感じ取れる自然な写真と思っています。

|

2015年3月 2日 (月)

Dithering撮影効果-その2

Lcm_20xrd_4


先日からご紹介しているデジタルカメラでのDithering撮影効果です。
今回はノイズの多いEOS5DM2(IR改造機)で撮影したものを
20枚コンポジットしました。コンポジットした画像と元の1枚画像の比較です。

20枚コンポジットなので,明瞭なノイズも完全と言ってよいほど消えています。
上の写真は500%拡大画面です。

Lcm_20xrd_2

こちらは別の場所を200%拡大したものですが
Dithering撮影は大マゼラン星雲のザラザラした部分の色がなくなり
スッキリしていますね。(1枚目とは上下が逆で上が1枚画像です)
赤い縞状のノイズも消えているようです。

当然ですがガイド撮影しているので500%拡大でも星は丸く写っています。


Dithering撮影(デザガイド撮影と略)自体は
パソコンとMaxImDLなどのカメラ制御ソフトを使って行えますが
それを気軽に行えるガイダーのテストや周辺機器を準備しています。

紹介する一連の記事はそのガイダー+50mmレンズで行ったものですが
これらは近いうちに発表しますのでご期待ください。


デザガイド撮影を行うには2軸駆動の赤道儀+Dithering機能を持った
オートガイダーが必要ですが,星が丸く写ってノイズも消せます。
これを簡単に行えるのなら画期的な製品でしょう。


撮影データー
・EOS5DM2,ISO1600,180S×20枚,JPG画像を恒星位置基準でコンポジット
・Carl Zeiss Apo Sonnar 135mmF2→F4で撮影
・90S AMD-2(2軸電動改造)でガイド撮影

以下に参考用としてコンポジット時のズレ量を示しておきます。
撮影毎の移動はもう少し小さくてもよさそうです。

この移動(約10Pixel)の場合,3分撮影後に写野を変え
次のガイドに移行するまで30秒ほど要しているのが読み取れます。


Hosinzure


|

2015年3月 1日 (日)

リモートコントローラーの改造 ランプ取付

B15_03_012

昨日紹介しました,デジタルカメラでのDithering用リモートコントローラーは
暗闇で存在がわかるようLEDランプを追加しました。

カメラのプルアップ電位を利用するので,シャッターが閉じている時に点灯し
露光中は消灯します。LEDは10μA程度で点灯させているので
シャッターコントロールやカメラの電池寿命には影響を与えません。


昨日改造したCANON純正のリモートコントローラーにも付けましたが
カメラの電源が入っていればスリープ中も点灯するので便利につかえそうです。
これで暗闇でもシャッターボタンの位置がよくわかります。

これらの改造に関しては簡単な技術情報はご提供できますので
ご興味のあるかたはHPからご連絡ください。(3/10日まで)
ケーブル引き出し部の写真などと簡単なメモをメールでお送りします。
(3/10以降,一括でご回答しますので,回答まで暫くお時間をいただきます)

改造自体は簡単ですが,基板からのケーブル引き出しには
電子回路用の半田ごてが必要です。


|

自動導入改造ほかのご予約受付休止について

B15_03_01

写真のNEW ATLUXやEM-200赤道儀などの自動導入改造につきましては
昨年末時点で,本年前半(1月~6月)分のご予約受付を終了しておりましたが
今年になってからも7月以降のお問合せが数多く寄せられております。

つきましては大変心苦しいのですが
本年中のご予約受付を一旦休止させていただきます。

既に自動導入改造だけでも,50件ほどのご予約とお問合せをいただいていますので
全てを年内にご対応するのが難しい状況です。

また,90SやP-2用のAMD-2などのモータードライブ単体販売についても
当面の間,新規のご注文は休止させていただきます。


2015年中のご注文やご予約の受付を休止するものは以下のとおりです。

・赤道儀の自動導入改造
・赤道儀のオーバーホール
・NJP用MTS-3モータードライブ,AMD-1及び,AMD-2の販売

AP赤道儀関連やAMD-2(AMD-1からのアップグレード)など
既にご注文やお問合せをいただいたいるものはこの限りではありません。
継続してご対応いたしますのでよろしくお願いいたします。


なお,来年以降のご予約につきましてはお受けしていますが
現時点では具体的なスケジュールはご呈示できないことを
予めご了承いただけると幸いです。


写真のNEW ATLUX赤道儀の改造は全体の20%ほどを占めますが
その殆どが正常に動かなくなった個体です。
自動化された赤道儀の場合,このような原因で駆動装置が動かなくなった場合も
赤道儀としての目的を果たさなくなるので大変もったいないです。
写真を見ていただけるとお解りかと思いますが殆どは綺麗な外観のままです。

このような対象は今後益々増えると思うのでメーカーサイドでも
新しい駆動回路へのアップグレードサービスを行なって欲しいと思います。


|

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »