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2015年3月22日 (日)

PENTAX75用AMD-1の再販について

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PENTAX75用AMD-1単体及び改造は完売(終了)いたしました。
ご予約いただきありがとうございました。(2015.3.25日追記)

先日から個人用のPENTAX75赤道儀改造の記事を紹介しましたが
同赤道儀用のモータードライブ再販に関するお問合せをいただきました。
それほど精度が高いなら眠っているものを電動化されたいとの事です。

複数のご依頼でしたので,10台分ほど材料を準備しました。
主なものはPENTAX75の147枚ホイールに適合する特注の水晶です。


今回は,無改造タイプと,赤道儀の改造を要すもの2タイプをご提案します。
今回の記事はご依頼をいただいた方への確認が目的ですが
半数ほどの余裕がありますのでご注文いただけます。
ただ,改造を要す方はご対応までに相当なお時間をいただくことになります。


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赤道儀の改造を要しないものは上のようにモーター部が側面に張り出します。
この赤道儀本来のモーター固定方法ですが移動時の養生が必要なので
あまり好きではない方法です。何と言っても格好が良くありません。

在庫していた金具を使う関係上,モーターハウジングが傾いて付きますが
駆動には支障ありません。手動操作はできずモーターで恒星時駆動するのみです。

価格は,スリ割り式のカップリング付で22,000円で納期は約1.5ヶ月です。
電池を内蔵するとバランスが悪くなるので電源はUSBの5Vで駆動してください。 
 
 
 

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こちらはモーター部をウォーム軸と平行して取りつけるのでスマートな外観です。
写真にはありませんが,モーター下部に駆動用の電池を
さらには極望の視野照明も赤緯体に内蔵します。

ただ,以前紹介したほどではありませんが,赤緯体の改造(機械加工)が必要です。
目盛り環を取り外しモーター取付スペースを確保するためフライス加工しています。

こちらは分解しての改造するのでオーバーホールも含みます。
また,先日紹介した極軸の高度微動装置も含み52,000円です。
ギヤは高精度タイプでアルミ削り出しのギヤカバー付です。


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モーター部をウエイトシャフトの付け根に配置したので極軸を一周回しても
クランプレバーなどと干渉しません。


さらに極軸望遠鏡を見やすくするためのアングルファインダーを作っています。
これは上記の改造とセットになりますが別途ご案内いたします。


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