極軸望遠鏡へのカメラ取付
新月期で良く晴れていますが今日は極軸望遠鏡にQHY5LⅡMをつけてみました。
実は先月のオーストラリア出張で試してみたかったのですが
コリメート撮影に使う短焦点のレンズが間に合いませんでした。
光軸調整されたレチクルも写し出す必要があるのでコリメート法で行いました。
北半球には北極星があるのでわざわざカメラを付ける必要はありませんが
南半球のはちぶんぎ座の台形や,南の極を特定する星は暗いので
カメラを通してパソコンの画面で見れば正確にセッティングできると思ったからです。
極望の視野は倒立なので,星図との比較も戸惑いますが
カメラの付け方で正立像になるので比較も容易です。
お遊び感覚でテストしましたが,さすがに2等星の北極星は明るく写ります。
南の極を示す星は5~6等ほどですが露出時間を長くすれば実用になりそうですね。
なお,視野照明はつけていませんがレチクルのパターンは綺麗に確認できます。
以下は暫く時間をおいたので北極星が回っています。
そこそこ暗い星でも確認できるので次回の南半球では実際に試せそうです。
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