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2015年4月24日 (金)

ポラリエの雲台取付ネジについて

B15_04_24


先日から追尾テストを行っているビクセンポラリエですが
雲台を取りつけるカメラネジは,写真のように内部に収納されてしまいます。
一旦銀色の部分を外し,内側から指で押し上げないと雲台をつけられません。

最初はなぜこのような凝った構造?を採用したのかと疑問を持ちましたが
雲台をつけてみて気づきました。
雲台をねじ込むときにウォーム部に強い回転力をかけないインターロックでしょう。
では雲台を取り外す時は?とも思いましたが何れにせよ良いアイデアですね。
取りつける際に意識すれば外す時も考慮するでしょうから。


雲台を付けたり外す際の回転力を逃がすため
敢えてカメラネジを極軸の中心から外すアイデアもあるようですが
雲台が取れなくなった時などは特に注意が必要です。
通常の赤道儀で言えばクランプを締めた状態で
極軸を強く回そうとするのと同じですからウォームには良くないですよね。


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