好天が続いています

このところ好天続きのため,赤道儀の追尾精度計測やオートガイドの
テストなどを精力的に行っています。
写真は先日紹介した海外製のポータブル赤道儀をM-GENで1軸ガイドし
ガイド状況をQHY5LⅡM(+PHD Guiding)で監視しているところです。
ガイドグラフの左側はノーガード,中央はM-GENでのガイド,右は基準赤道儀
での追尾(ノーガイド)です。
今回テストを行った赤道儀は製造メーカーから直接入手した個体のためか
Pモーションはやや大きめですが(私が所有する古いSPやGP赤道儀と同程度)
思い違いなどによって誤ったデーターを公開しないよう
Pモーションを充分に把握している基準になる赤道儀と比較を行っています。
テスト赤道儀に搭載したガイドカメラを一式をそのまま基準赤道儀に載せ替え
ガイドを継続すればミスの防止になると思うからです。
中央のM-GENでのガイドは良好ですが,赤緯側のズレが気になります。
ガイドしていない時も同じ傾向で,これだと1軸ガイドする意味が半減しそうです。
(M-GENでのガイド状況をPHDで監視しているので中心線からずれています)

こちらは300mmレンズでガイドあり/なしをテストしている状況です。
写真のスカイグラフのPモーションは±10秒角ほどですが
最後の写真のように300mmで3分露出では赤径方向に星が流れてしまいました。
ところで撮影に使ったレンズは,MAMIYAの645用の300mmF4.5ですが
マウントアダプターを使ってEOS5DM2ボディにつけています。
特定のコーナー部の星像が良くなかったのでアダプターを調べたところ
150μmほどのズレが確認されました。安価なマウントアダプターは要注意ですね。

以下の写真は寸法のみ調整した後の最も良好なコーナー部です。(ガイド撮影)
逆に言えば,マウントアダプターを経由する場合,それでスケアリングの
調整ができるので調整部と思えばよいのかも知れませんね。
昨夜は特に透明度が良かったので,300mmでの実写も行いましたが
通常の追尾テストでは,結果に定量性を持たせるために
できるだけ条件を同じにしてPHD Guidhingのガイドグラフから求めています。
今回,実際に撮影した結果は,Pモーションの数値以上に
厳しい結果になっていますが荷重などの影響を受けたのでしょう。
完全とは言えませんが定量性の観点からはガイドグラフがベターと思っています。
以下はスカイグラフで3分間ノーガイドで撮影した星像です。
縦方向が赤径相当なのでPモーションで伸びているようです。
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