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2015年4月 1日 (水)

L型ブラケットとスライドレールのお薦め

B15_04_01

最近紹介するポータブル赤道儀の写真では
カメラにL型ブラケットをつけスライドレール経由で赤道儀に搭載しています。
何れもアルカスイス規格なので,様々な組み合わせができて大変便利です。

専用のL型ブラケットは高価ですが,カメラボディに密着するので
写真のような縦構図の場合でも極めて安定しています。
これと前後のバランスが取れるスライドレールを併用すれば
レンズの重さに伴うバランス崩れを調整できるのでガイドエラーを防げます。

先日デザガイドで紹介した写真もこの方法でカメラを固定しましたが
500%拡大でも星像は丸く写っています。(赤道儀は2軸駆動改造した90Sです)


写真のように赤緯軸を持った赤道儀(ちょっと変な言い回しですが)なら
紹介する方法でカメラを固定すれば
全てのクランプを緩めても動かない,完全な釣り合い状態が保てます。

度々書いていますが,ガイドエラーの防止にはこの釣り合いが最重要でしょう。

ただ,写真のApo Sonnar135mmF2は,バランスが取れない赤道儀や
冷却CCDカメラにつけて撮影する際には専用のバンドがあれば便利です。
小型のミラーレスカメラにつけて撮影する場合には必須かも知れません。

現在,追加でご予約いただいた分を製作中ですが,少し余裕があるので
ご希望の方はご予約お願いします。5月中旬完成予定です。

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