AP赤道儀のインターフェースプレート
AP赤道儀の自動導入化でも触れていますが
赤道儀本体と信号を取り合うコントローラーやオートガイダーなどとの接続位置は
ケーブル引き回しの観点から赤緯体が合理的と思います。
EM-200などはこれらを集約するプレートが赤緯体に配置されていますが
AP手動モジュールでポータブル赤道儀を仕立てた場合は
従来と同じようにコントローラーへ何本ものケーブルを繋がなくてはなりません。
オートガイドケーブルは赤道儀の向きを変える度にケーブルの干渉が心配です。
そこでAP赤道儀の自動導入化ではそれらを取り合うインターフェースプレートを
バランスシャフトの付け根に集約します。
まだ計画段階ですが,自動導入仕様は写真のように全てのコネクターを
2軸ガイド仕様はこの部分に駆動回路(AMD-2AP開発中)を内蔵します。
このインターフェースプレート(2軸ガイド仕様ではAMD-2AP)は
バランスシャフトのネジ込み部に固定するので赤道儀の改造は不要です。
赤緯モーターモジュールを両軸に使う場合は
モーターの配線もAP赤緯ユニット内のコネクターを差し替えるだけです。
写真は試作品ですが商品では,銀か黒の艶消しのメッキを施す予定です。
新型MTS-3を使った自動導入仕様は秋以降に
(既に自動導入仕様でご予約いただいている方は新型MTS-3入荷次第)
2軸ガイド仕様は夏頃の発売予定です。
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