« PENTAX75赤道儀用アングルファインダー | トップページ | ポラリエ用極軸望遠鏡について-1 »

2015年6月20日 (土)

AP赤道儀用の連続点灯照明装置

B15_06_203

GP用として連続点灯の極軸望遠鏡明視野照明装置を頒布していましたが
今回,設計を変更してAP赤道儀用として商品化しました。

GP用では特殊なリチウム電池を使っていましたが
今回は一般的なボタン電池(CR2032)に変更しています。
容量は1/8ほどになりましたが,それでも計算上10年以上連続点灯します。
特に消す必要はないと思いますが今回はスイッチもつけ
明るさの調整と電池の交換もできます。
  


AP赤道儀には純正の極軸望遠鏡(暗視野照明付)が準備されていますが
大変高価です。
今回敢えて明視野照明装置を作ったのは
他社製の極望を使えるようにするためで大幅なコストダウンが図れます。

AP赤道儀はクランプフリーで極軸が回転するので
この極望でも高精度な組み付け調整できる事を確認しています。
明視野照明になりますが
個人的には明視野で不便を感じたことはないので(南天遠征時も含め)
コストダウンで精度や使い勝手を犠牲にすることはないと思っています。
人によっては,いつも照明がついている安心感の方が大きいかも知れませんね。


B15_06_204


このAP用極望照明装置(商品名:AP-PFL)は少し工夫すれば他の赤道儀
でも使えそうです。
特にH-40(スカイキャンサー)やP-2は赤緯体に収納できるので便利でしょう。

単体価格は1,620円(税込み)で7月から発売いたします。

極望に付いては別途ご紹介しますが,AP赤道儀用としてはAP-PFLとの
セット販売を予定しています。
(AP-PFLを装着した場合,開口部のスライドカバーは使えなくなります)


|

« PENTAX75赤道儀用アングルファインダー | トップページ | ポラリエ用極軸望遠鏡について-1 »

視野照明装置」カテゴリの記事