2016インドネシア日食について-2 経緯台の応用
引き続きインドネシア日食関連ですが今日は経緯台について。
昨日の記事では極軸を水平にした赤道儀の写真を紹介していますが
この状態は経緯台と同じですよね。
通常の経緯台とは,水平と高度軸が入れ替わっているだけで動きは同じです。
経緯台の高度軸を極軸相当にして電動化すれば追尾できますが
今日紹介するようなゴニオステージを流用しても面白いでしょう。
ジンバル雲台と三脚の間に電動化したゴニオステージを挟むだけなので
シンプルで大変安定していますし,何と言ってもバランスウエイトが不要です。
(写真はモーターを外しています)
これで300~400mm程度の望遠レンズなら安定した撮影ができるでしょう。
ゴニオステージは高価なので商品化はムリですが
AP赤道儀のモジュールを使えば同様の経緯台ができるかもしれません。
| 固定リンク
「日食関連」カテゴリの記事
- ロンドンブリッジの夕景(2023.04.26)
- これまで見た中で最高の皆既日食でした(2023.04.22)
- 南米日食の観測地や機材の概要(2019.07.14)
- 南米日食から帰国しました(2019.07.11)
- 第三接触の写真(2019.07.08)