35mm幅アリミゾ化のご提案
ビクセンAPモジュールをベースにした,K-ASTECオリジナル仕様の
AP-GOTO赤道儀については,これまでに以下の項目について
紹介してきましたが今回は35mmアリミゾ化のご提案です。
・MTS-3を使ったハイブリッドステッピングモーター駆動
(12V0.25A駆動,最大600倍速での自動導入,オプションでBluetooth接続可)
・ウエイトシャフト部へケーブル接続をまとめたインターフェースパネルの設置
・15mmシャフト仕様のステンレスウエイト化(1.1kg×2個付属)
・iPhoneのアプリで簡単にセッティングできる極望の採用(連続照明仕様)
・軽量カーボン三脚標準付属(2段仕様も選択可)
以上に加え今回はアリガタに傷を付けない対策ですが
思い切ってアリガタの幅を35mmにすることで
赤道儀は改造せずにアリガタに傷を付けない押さえピースの取付と
上面からアリガタの落とし込みを両立させました。
ピース取付後(DS35化後)は35mm幅の専用アリガタのみの適合となるので
それがデメリットになる場合もあるでしょう。
DS35化はご提案なのでご希望の場合は純正のままでも出荷します。
(DS35仕様と純正仕様の価格は同じです)
適合する35mmアリガタは,上面の幅が50mmなので鏡筒バンド(TB60~115)や
DS38などがそのまま取付可能です。
上の写真は望遠レンズでのガイド撮影を想定したDP35-220です。
純正仕様からアリガタの幅が8mm小さくなるので中心が4mmずれますが
写真のようにガイド鏡と並列同架する場合は影響ありません。
鏡筒を搭載する場合も僅か4mmなので無視できるレベルでしょう。
今後鏡筒バンドにマッチする,DP35-125などを順次商品化します。
なお,GP赤道儀などに真鍮ピース類を装着すればDP35に対応するので
お客様で装着できるDS35化キットの販売も予定しています。
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