ニコンD810Aとレボルビング装置
5月に発売されたニコンD810Aは,梅雨明けに伴い作例が紹介され始めていますが
素晴らしい性能のようです。
お客様からもD810Aで撮影された写真をいただきますが,中には冷却改造した
EOS6Dと比べた結果,D810Aがメインになりそうと話される方もおられるほどです。
最近D810Aとレボルビング装置(RR-110)に関するお問合せが増えていますが
D810Aの人気が急速に広がっている影響でしょう。
D810A自体はRR-110で問題なく運用できますが鏡胴が太い高性能レンズでは
対策が必要になります。
現在不適合を確認しているのはTAMRON SP15-30mmF2.8で
このレンズはここで紹介した方法でないと運用できません。
また,フィルター径が大きいレンズ(写真のSIGMA 50mmF1.4Artは77mm)は
RR-110の内径との差が小さくなり,ピントリングの操作に影響がでます。
1cmほどの隙間なので操作しづらい場合もありますが
不用意にピントがずれるのを防ぐリングと考えてもいいでしょう。
発売が遅れていますが,クランプ付プレート(DMP-100)に対応する
専用のアダプター(LBプレート)は8月20日入荷予定です。
入荷次第これらのレンズを装着した状態をアップいたしますのでご参照ください。
なお次期ロットのRR-110も8月20日入荷しますがほぼ予約で終了しています。
残りは2台ほどで,その次のロットは9月末入荷予定です。
赤道儀の裏面を見ていただくために昨日紹介したハーモニックドライブ赤道儀に
RR-110を搭載してみました。
タイミングベルトは軸中心に通した極望と一緒にカバーで覆われます。
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