ポラリエ極軸延長キットなどの頒布について
以前のブログでポラリエの極軸を延長してドイツ式で運用するキットや
常時装着する暗視野照明装置付の極軸望遠鏡について紹介していますが
最終的な形が決まりましたので改めて紹介いたします。
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極軸を延長したドイツ式は,スカイメモRなどと同じスタイルですが
軸周りのバランスを完全にとれるので安定した追尾が可能になります。
以前の紹介より,北側への突き出し量とカメラ側アームの長さを増し
赤道儀との干渉を最小限に抑えました。
極軸望遠鏡は最後に紹介したとおり,素通し穴部にコネクターを
傾斜計部に明るさ調整ボリュームを設置します。
なお,ポラリエを縦方向で保持するアームについては
ビクセンから純正の微動装置が発売されるため頒布を見送りました。
さすがに純正だけあって完成度の高い商品のようです。
今回頒布するパーツは,極軸の延長や照明回路の引き出しなどの作業を
ご自身で行っていただくものです。
特殊な加工は不要ですがそれなりの技量を要します。
頒布価格は構成により異なるのでお見積もりいたします。
極軸延長キット(1kgステンレスウエイト,15φシャフト付)と
極望キットを合わせて概ね36,000円ほどです。(パノラマヘッドは含まず)
頒布の受付は11月15日までで終了し,12月末の納品予定です。
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