LBプレート,EOS6DとSP15-30mmでの不具合について
先日発売しましたRR-110用のLBプレートは
EOS6DなどCANON製ボディをkirkphoto社製ブラケットを介して装着した場合に
TAMRON SP15-30mmが使えない不具合が確認されました。
ご迷惑をおかけしますが,既にご購入いただいたお客様へは個別に対応を
ご案内しますのでよろしくお願いいたします。
このLBプレートは以下の条件で設計しました。
①レンズの中心軸とレボルビングの回転軸をできるだけ合わせる事
②EOS6Dなどに比べレンズマウント位置が高いNIKON D810Aでも
SP15-30mmが使用できる事
レンズが大きいSP15-30mmをマウント部が高いD810Aに装着した場合に
RR-110の内側との干渉を防止するため4mmシフトしたLBプレートにしました。
そのため写真のようにこの組み合わせではRR-110に対して
上下がほぼ均等な間隙になりますが
逆にEOS6Dでは太い鏡胴がシフトしたLBプレートと干渉してしまいました。
(写真白枠の部分:写真は810Aなので干渉していませんが6Dでは干渉します)
設計課程でNIKONに移行したため完全なミスを犯してしまいました。
対応はkirkphoto社製ブラケットを装着したEOSボディでも
TAMRON SP15-30mmが使えるように
シフト量を無くした専用のLBプレート(LB-0)を製作いたします。
この場合①の条件が4mm上方にズレてしまいますが
(NIKON810Aと同じになる)SP15-30mmも使用できるようになります。
ただレボルビング装置は①の条件が優先すると思うので
今後も現行の4mmシフトしたLBプレートのみ販売します。
今回の対応はブログの記載に間違いがあったので
ご購入された方を対象に行いますが,今後LBプレートを購入される場合は
EOSボディではSP15-30mmは使えないと認識ください。
何れおいてもLBプレートは,kirkphoto社製ブラケットとの併用が
前提になりますがSP15-30mmの場合は,僅か4mmのシフト量の差で
異なる2点が干渉するか否かのギリギリな状態です。
レンズがあまりにも大きいので,ボディをRR-110固定した後に
レンズを装着するなどの制限がつく事もご了承いただけると幸いです。
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