スカイメモRモーター交換
このところ,初代スカイメモPと国産としては最後となったスカメモR(RS)の
記事が集中していて混乱しそうですが
今日は先日見つかったスカイメモRの追尾不良の対応について紹介します。
短周期の追尾不良は明らかに駆動モーターが原因なので手持ちと交換しました。
下のグラフはモーター交換後ですが短周期の追尾不良は解消され
概ね±15秒角程度のモーションになっています。
極めて規則正しい周期ですがモーターを直結した場合と比べると少し悪いようです。
(直結時に比べモーションの周期が合致していないようですがそのまま掲載します)
オリジナルの3φに対し,採用したモーターは軸径が6φなので
スパーギヤも交換しています。
また,オリジナルは1:500のギヤヘッドが付いた24ステップのモーターですが
交換したモーターは1:125,48ステップのモーターなので恒星時周波数を
半分に落とす必要があります。写真の白枠部のパターンに手を入れています。
ちょっと寄り道しましたが,スカイメモRを入手したのは
2軸駆動化改造の可否を確認するためでした。
これについては目処が立ちましたので折を見てご案内いたします。
もしもお手持ちのスカイメモRの追尾が安定しない場合は
一度測定されることをお薦めいたします。
多忙のためモーター交換作業はお請けできませんが
用品は実費でお分けできます。
今回交換したモーターとスパーギヤのセットで5,160円(送料540円)です。
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