星景写真撮影用ゴニオ写真儀-2
ゴニオステージを使った星景写真儀については1年ほど前に紹介しましたが
来年3月のインドネシア日食はこれを持ってゆく予定です。
今回は日食だけを見に行くいわゆる「弾丸ツアー」なので重たい機材は
もって行きたくないからです。
ここで紹介したように写真の自由雲台をジンバルに変えて撮影する予定です。
写真のゴニオステージは可動部をクロスローラーベアリングで保持しているで
耐荷重は5kgほどあります。精度も高いので328クラスでも運用できるでしょう。
通常のポータブル赤道儀と異なり,写真の状態で南の空の撮影になります。
もちろん天頂付近の撮影もできます。
ところで昨日紹介した,TAMRON SP15-30mmF2.8の結露対策の件ですが
同じような経験をされた方からメールをいただきました。
通常のヒーターでは曇ってしまうので,小さなファンで対処されたそうです。
このレンズはズーミングで前玉が鏡銅内を前後する構造なので
ヒーターを巻く部分と前玉を納めた鏡銅は縁が切れています。
この構造はCANON EF16-35mmF4も同じですが
SP15-30mmは内側にもフードがあるのでフード内の空気が暖まらないのでしょう。
EF16-35mmF4は保護フィルターを使っていましたが
普通のヒーターで全く問題ありませんでした。
SP15-30は強力なヒーターで暖めるしか有効な対策はなさそうですが
花弁状のフードを交わしてヒーターを巻くには工夫が必要でしょうね。
| 固定リンク
「赤道儀」カテゴリの記事
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-6(2022.02.22)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-5(2022.02.17)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-4(2021.05.29)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-3(2021.05.27)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-2(2021.05.27)