ポラリエ用極軸微動雲台
ビクセン純正の極軸微動雲台については,極軸延長キットの頒布記事で
紹介しましたが早速入手しました。
ポラリエの極軸を延長してドイツ式で運用する場合に
北側の高度調整ノブがウエイトシャフトとの干渉しないかを確認するためです。
結果はまったく問題ありませんでした。
ところでこの極軸微動雲台は良くできています。
大変軽量(300g)ですがポラリエで使うには十分な強度です。
支点と作用点の距離が短いために,高度や方位調整ノブの回転に対する動きが
大きいことが少し気になりますが慣れれば問題ないでしょう。
特に高度調整部はノブを緩めるとガクンと高度を下げてしまうので
できれば粘りの強いグリースを入れて緩和してもらいたいです。
写真ではポラリエにNikonD810AとTAMRON SP15-30を搭載していますが
この微動雲台が特に弱いとは感じないレベルです。
軸周りは完全に釣合っているので全カットで点像の写真が得られるでしょう。
追記----------------------------------------------------------
早速グリースを入れ替えてみました。
水飴状のとても硬いグリースを使いましたが,スカスカした動きから
ネットリとした動きになり,少しだけ高級感がでたように感じられます。
| 固定リンク
「赤道儀」カテゴリの記事
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-6(2022.02.22)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-5(2022.02.17)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-4(2021.05.29)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-3(2021.05.27)
- 新型ゴニオステージ赤道儀について-2(2021.05.27)