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2015年11月29日 (日)

天文用2段式カーボン三脚について-1

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度々紹介していました,2段式の天文用カーボン三脚(PTP-C22)は
12月1日発売になりました。価格は64,800円(税込み,送料は別途)です。
発売記念としてP-2赤道儀用などの各種アタッチメント(前ロット分,在庫限り)を
特別価格でご提供いたします。ご注文時にお問い合わせください。


この三脚の特徴は何度かに分けてご紹介しますが最初は基本仕様です。

 ・質量:約1,900g(石突き装着時)
 ・収納長:530mm(石突,台座取外し時,両方装着時は560mm)
 ・地上高:485~830mm
 ・カーボンチューブ直径:40/36mm
 ・最大径:約140mm
 ・開脚角度:60/35/10度(最低地上高は140mm)
 ・接地円直径:約1,050mm
 ・台座直径:65mm
 ・付属品:UNC3/8カメラネジ台座,ソフトケース,金属石突き
 (写真のストーンバックは市販品で付属しません)
 ・推奨最大搭載赤道儀:8cmクラスの鏡筒を搭載した,P-2,Mark-X,EM-11など
 (赤道儀,バランスウエイト,鏡筒,カメラなどすべて含め15kg程度が目安です)


2段にしたので,以前のPTP-C1やC2より地上高が210mm高い830mmになりました。
この830mmにはちょっとした根拠があり,楽な姿勢で極軸望遠鏡を覗くために
最低限必要な高さと思っています。
大人の場合,普通ひざまずいた状態での目の位置が900mmほどになるためです。

赤道儀や観測地の緯度にもよりますが,これより低いとアングルファインダーが
欲しくなり,高いと中腰になるのでかえって辛いでしょう。

1段のPTP-C2より300g重くなりましたがそれでも2kgをクリアーしました。
もちろんPTP-C2同様,台座部はスリ割り固定式です。


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PTP-C2との比較ですがこうしてみるとずいぶん違いますね。
2段にしたので写真のようなストーンバックも使い易くなりますが
カメラレンズの交換時など,レンズを地面には置きたくないので便利です。
通常のカメラ用三脚より開脚角度を大きく取っているので安定性も高くなっています。


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