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2015年12月 2日 (水)

天文用2段式カーボン三脚について-3

B15_12_02


PTP-C22関連の記事が続きますが今日は強度について紹介します。
1,2回目は長さ(高さ)の紹介でしたが強度の説明は大変難しいです。

搭載される赤道儀や鏡筒の重さだけでなく
鏡筒の長さや観測目的にもよるので,仕様では「8cmクラスの鏡筒を搭載した
P-2赤道儀など,トータルで15kg程度までを目安」と紹介しています。

写真はVSD100を搭載したP-2赤道儀で,約3.5kgのウエイトで釣り合っています。
カメラをつけた鏡筒周りが6.6kg,赤道儀が6kgなのでトータルで16kgです。

この状態で鏡筒を振っても三脚が弱いとは感じられないので
特に風が強くない限り撮影には支障ないでしょう。
P-2赤道儀もこの程度の鏡筒なら余裕で搭載する強度です。
 

もちろんですが,7kgほどあるメタル三脚にはかないません。海外遠征など
限られた重量制限内で実用になる強度を有しているとご理解ください。
 

いろいろ紹介していますが,強度については現物に触れて
ご自身の使用環境に合うかをご判断いただければと思っています。

今週末からは協栄産業様(東京店,大阪店)に展示されるので
その軽さと強さを実感いただけると幸いです。
数に限りがありますが,発売記念としてEM-11用などの
赤道儀搭載用アタッチメントが無償で添付されます。


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