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2015年12月21日 (月)

MTS-3の入荷状況と来年の改造予定について(お詫び)

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EM-200などの自動導入改造やAP-GOTO赤道儀に採用しているMTS-3は
(ドイツboxdorfer社製)入荷が遅れご迷惑をおかけしています。

本来なら今年夏までには新型へ移行する予定でしたが
完成が遅れたため引き続き従来型での供給を依頼していました。
それも新型開発の影響などで遅れましたがやっと30台強確保できています。
(写真とは別に10台入荷します)

ただ,この30台ほどは,従来型での改造とAP-GOTOでご予約分(+予備)に
なっており余剰はありません。

現在,新型でご予約いただいている方には申し訳ありませんが
完成まで今暫くお時間をいただくことになりそうです。

また,このような状況なので2016年の新規ご予約を受けられる状態では
ありません。大変心苦しいのですがご了承いただけると幸いです。
なおAGS(E-ZEUS互換)シリーズは製造を終了しております。
(初代アトラクスなど一部の赤道儀修理用としては今後も供給予定です)
  

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ところで,新型はパネル面にガイドやシリアル通信のコネクターが
配置されて二回りほど大きくなる予定ですが,AP-GOTOなど
赤道儀側に集約パネルが付く場合は現状の一括コネクター接続が便利です。
その事をメーカーに伝えていたところ,新しいサンプル基板が届きました。
従来型と全く同じハウジングやパネルに対応しますが
従来DIPスイッチが付いていた部分にディスプレイも取り付けられます。
(いずれか一つでディスプレイの場合はハウジングやパネルは別仕様)

新型への移行までの繋ぎ?のような仕様ですがこれはこれで魅力的なので
積極的に採用できないか検討しています。
 

以下は裏面ですが,完全にワンボード化されています。
これで単体でも自動導入できるので驚きですね。(別途キーコードが必要)

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