デジタル式の極軸望遠鏡 「PoleMaster」 その-4
「PoleMaster」は大変な勢いで1月末入荷予定分は予約で終了しました。
次の入荷は4月でご案内しておりましたが,2月に若干数入荷する模様です。
このブログでも実際の使用方法をレポートするつもりですが
今月はほとんど晴れていません。
ここからは取説の情報になりますが(上の画像は取説の一部)少し紹介します。
「PoleMaster」を極望のキャップ部などに固定しただけでは
極軸と「PoleMaster」の光軸は合致していないので
極軸を回転させながらソフト上(画面の操作)で光軸を合わせます。
その都度赤道儀に装着する「PoleMaster」は
予め昼間の遠景で調整してもあまり意味はありません。
そのために据え付け時にモニターに映し出された
北極付近の恒星で合わせますが短時間(1~2分)で行える模様です。
光軸調整後は,赤道儀の高度/方位調整で極軸を合わせますが
画面に表示された北極星とその周りの星の配列で行うために
原理上,赤道儀や「PoleMaster」の水平出しは不要です。
晴れ次第,どの程度の精度で据え付けできるか評価する予定です。
なお,お問い合わせの多いレーザーカットディスク式のポータブル
赤道儀用として,UNC1/4(メス)仕様のアダプターも製作中です。
これらK-ASTECオリジナルのアダプター価格は近日中に決定します。
ご予約いただいている方へは来週末を目処にご案内いたしますので
よろしくお願いいたします。
| 固定リンク
「CCDカメラ」カテゴリの記事
- カメラ(EF)マウントとタカハシM54接続の比較について(2021.08.03)
- ASI 2600MMの生産遅延について(2021.04.26)
- 冷却CCDカメラとEFレンズコントロール付マニュアルFW(2021.04.25)
- ATIK16200とEF Contoroller MarkⅡのコリメーター調整確認(2021.03.24)
- ASI 1600GTナローバンド撮影カメラの売却について(2020.08.19)