TB-60AS ヘリコイド撓み対策として
今回はBORG60φ鏡筒をTB-60ASで保持する例をご紹介いたします。
BORG55FLなどの60φ鏡筒の場合,延長筒なども鏡筒と同じ直径の
パーツが多いので鏡筒と延長筒部の2点をTB-60ASで保持できます。
構造上,ヘリコイドには固有のガタや撓みがあるので
その前後を保持すれば安定した撮影が可能です。
TB-60ASは締め付けボルトを緩めれば保持部は滑らかに前後するため
以下のPTETAX75などのスリ割り式クランプと同じように機能します。
ヘリコイドのクランプに頼らずこれでピント位置を固定すれば完璧でしょう。
1枚目の写真(拡大あり)はTB-60ASの上下に市販のアルカスイス規格プレート
(169mm長)を装着し,上部にはDS38経由でガイド鏡を搭載しています。
このBORG60EDの構成はヘリコイドの両端をTB-60ASで保持するイメージで
フラットナーやレデューサーが入っていないので撮影はできない構成です。
また,延長筒側は[7847]を保持しているので54φ仕様のC型スペーサー
(52φと同額の2,160円で受注生産)を併用しています。
BORGの80φ鏡筒の場合,先に紹介したFS60CBと同じ構成で保持できます。
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